10ギガビットに対応した8ポート超高速スイッチ
アイ・オー・データ機器 BSH-10G08

高精細の画像や動画の多用、4Kコンテンツの登場など、快適なネットワーク環境を維持するためには、常に通信の高速化への対応が課題になる。しかし、高速化を実現するためには、ルーターやスイッチングハブ、LANケーブルなどを高速通信に対応した製品にリプレースしていく必要がある。ITコストを抑えながら、ネットワークを高速化していくには、既存設備を上手に利用しながら、ボトルネックを解消していく方法が有効だ。

10ギガビットの高速通信に加え、マルチギガビットにも対応
最大10Gbpsに対応する8ポートスイッチングハブ。ループ防止機能や冷却ファンも搭載し、長期で運用するうえで保守性や耐久性を高めている。
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アイ・オー・データ機器の『BSH-10G08』は、10Gbpsの高速通信が可能な10GBASE-Tに対応したスイッチングハブだ。従来の10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-Tにも対応。加えて、5GBASE-Tや2.5GBASE-Tにも対応したマルチギガビット対応モデルなので、既設のネットワークを活用しながら、通信の高速化を実現できる。マルチギガビットはカテゴリ5e(クラスD)やカテゴリ6(クラスE)の通信経路で接続された環境で5Gbpsや2.5Gbpsの通信速度を実現する技術だ。ケーブルの種類や距離にもよるが、既存設備を活用しながら通信の高速化ができるのは嬉しい点だ。

また、同製品は10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-Tに対応した機器との接続が可能なので、必要な箇所から段階的に高速化するといった運用も可能だ。高速化は必須だが、十分な予算の確保が難しい場合などは、段階的な高速化が有効となる。

多彩な省エネルギー機能を搭載。高信頼性部品で6年保証を実現

IT機器に限らず、省エネルギー機能は今や必須の機能だ。『BSH-10G08』には、アイドル時の消費電力を抑制する機能をはじめとして、多彩な省エネルギー機能が搭載されている。EEE(Energy Efficient Ethernet)技術を採用することで、データが流れていないアイドル時の消費電力を抑える「EEE機能」のほか、リンク速度に応じた節電を行う「リンク速度検知機能」、未使用ポートの電力をカットする「リンクダウン検知機能」、LANケーブルの長さに合わせて電力を調整する「ケーブル長感知機能」が搭載されているので、自動で効率的、効果的な省エネルギー対策を施すことができる。

同製品は信頼性の高い日本製の部品を採用することで、6年間の長期保証を実現している。安心して導入でき、超高速通信にアップデートできる『BSH-10G08』を、リプレースのソリューションとしてご提案いただきたい。

主な仕様
型番 BSH-10G08
Ethernet規格※1 IEEE802.3an(10GBASE-T)
IEEE802.3bz(5GBASE-T、2.5GBASE-T)
IEEE802.3ab(1000BASE-T)
IEEE802.3u(100BASE-TX)
IEEE802.3i(10BASE-T)
LANポート RJ-45×8ポート
通信速度 CSMA/CD、全二重/半二重
スイッチング方式 ストア&フォワード
バッファ容量 2,048Kbytes
電源/電圧定格 内蔵電源/AC100V、50/60Hz
消費電力 51W(Typ)
使用温度範囲 0~50℃
使用湿度範囲 10~90%(結露なきこと)
外形寸法(W×D×H・突起部含まず) 約330×231×44mm
本体質量(本体のみ) 約2.1kg
保証期間 6年保証

※1 全ポート「Auto MDI/MDI-X」「オートネゴシエーション」対応

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