写真は『AT-x550-18XSQ』。10/40ギガビットの通信に対応するインテリジェントスイッチ。省スペースでラックに搭載できるコンパクト性で、高密度のポート構成を可能にする。

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『AT-x550』シリーズは、10ギガビット対応のインテリジェント・スタッカブルスイッチ。主なラインアップは、『AT-x550-18XTQ』と『AT-x550-18XSQ』の2機種。前者は1G/10GBASE-Tポートを16基と、40GQSFP+スロットを2基搭載、後者は1000M SFP/10G SFP+スロットを16基、40GQSFP+スロットを2基搭載している。いずれも筐体が1Uハーフサイズと、コンパクトかつ少ポート構成。小規模のシステムからスタートできるため、導入しやすくなっている。さらに、オプションのラックマウントキットを使用することで、19インチラックの1Uスペースに2台ならべて設置可能。システムや事業の変化に伴い、柔軟に構成を組み替えることができる。

両機とも、2台を仮想的な1台のスイッチとして構成できるVCS（バーチャルシャーシスタック）に対応。同一製品2台の構成による冗長性の確保を可能としている。さらに『AT-x550-18XSQ』の40G QSFP+スロットは、オプションのブレークアウトケーブルを併用すれば4個の独立した10Gインターフェイスとしても使用できる。これにより、1筐体に最大24基、1Uのスペースで最大48基の10Gインターフェイスとして使用でき、省スペースで高いポート密度を実現したサーバースイッチとしても運用可能。『AT-x550-18XTQ』と『AT-x550-18XSQ』を混在し、さらに柔軟な運用をすることもできる。

同シリーズは、独自のネットワーク仮想化機能「Allied Telesis Management Framework（AMF）」にも対応。対応したスイッチやルーターを仮想的に1台の機器として扱い、統合管理できる。設定の自動構築や自動復旧、ファームウェアの更新などを一括で行うことが可能だ。そのほか、機能ごとにモジュール化することで、単一障害が他の機能へ与える影響を最小限に抑える「AlliedWare Plus」により、従来の方式よりもシステムの可用性を高めている。

導入しやすく柔軟に運用でき、管理もしやすい製品として、『AT-x550』シリーズをぜひご提案いただきたい。