省エネ・省スペース・静音のファーストイーサネット・スイッチ
アライドテレシス AT-FS710/16E

ネットワーク機器は性能面以外にも、静音性や設置の自由度なども製品選びのポイントとなる。アライドテレシスの『AT-FS710/16E』は、コンパクトなファーストイーサネット・スイッチ。ファンレス設計の静音タイプで、場所を選ばず使用できる。オートネゴシエーションや省エネ機能も充実しており、安定した運用が可能となっている。

高温多湿な現場でもオフィスでも快適に
リンクダウン中のポートは自動的に電力消費が抑制されるため、省エネが効率的に実現される
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『AT-FS710/16E』は、10BASE-T/100BASE-TXポートを16基備えるファーストイーサネット・スイッチ。シンプルかつコンパクトで、設置や運用がしやすい点が特長だ。サイズは幅210mm、奥行き124mm、高さ44mm。動作時は温度が0から50度、湿度は5〜90%(結露なしが前提)まで対応するため、高温多湿になりがちな現場でも運用できる。また、ファンレス設計により動作音も静かで、オフィスでの運用時も、周囲の妨げとならない。

EAPパケット透過機能もあってネットワーク構成もしやすく、802.1X認証を行っているレイヤー2/3スイッチと端末の間に設置できる。さらに、BPDUを透過するので、段数制限の対象になることなく、スパニングツリー構成を拡張することも可能となっている。

安定した接続をサポートする機能も

シンプルなうえ、接続を補助する機能も豊富で、運用は容易だ。オートネゴシエーション機能により、全ポートが10/100Mbps、Half/Full Duplexの自動認識に対応し、最適に設定される。Full Duplex動作時は、最大200Mbpsの高速通信が可能だ。MDI/MDI-X自動認識もあり、ストレートケーブルとクロスケーブルの自動判別が可能で、単純な結線ミスによるトラブルも防止できる。

また、ジャム信号かPAUSEフレームを使用して、接続機器との間でトラフィックの相互制御を行うフローコントロール機能も搭載。これにより、通信中に過度なトラフィックが発生した場合でもパケットの損失を防ぎ、正常な通信を維持できる。

リンクダウン中のポートへの電力供給を抑制する機能もあり、省エネにも貢献。ネットワーク構成全体を含めて、ぜひお客様にご提案いただきたい。

主な仕様
型番 AT-FS710/16E
準拠規格 IEEE 802.3 10BASE-T
IEEE 802.3u 100BASE-TX
IEEE 802.3x Flow Control
適合規格 CE
安全規格:UL60950-1, CSA-C22.2 No.60950-1
EMI 規格 :VCCIクラスA
EU RoHS指令
ポート 10BASE-T/100BASE-TX(RJ-45コネクター) ×16
オートネゴシエーション, MDI/MDI-X 自動認識
通信速度 10Mbps/100Mbps
平均消費電力 3.6W(最大4.5W)
外形寸法(W×D×H) 210×124×44mm(突起部含まず)
質量 820g


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