デスクトップPCの多くはWi-Fi非対応だ。また、一部のノートPCでも、規格の古さや故障などが原因で、無線接続ができないケースがある。オフィスの配線等の都合でWi-Fiが必要になった場合には、アイ・オー・データ機器のWi-Fiアダプター『WN-S150UM』が有用だ。ドライバーの導入は不要で、USB端子に挿すだけで端末を無線化できる。ポートから飛び出す部分は約6mmと小さく、自然に扱える。
『WN-S150UM』は、幅約16mm、奥行き約17mm、高さ約8mmの超小型Wi-Fiアダプターだ。ドライバー等をインストールすることなく、USB(2.0)ポートに接続するだけで、PCにWi-Fi機能を追加できる。無線規格はIEEE802.11n/g/b準拠で、通信周波数は2.4GHz帯、1-13chを使用可能。IEEE802.11n接続であれば、最大150Mbps(理論値)の通信速度を実現可能だ。
セキュリティも一般的なWPA2-PSK(AES)、WEP(64/128ビット)に対応し、PCにデバイスドライバーを導入すれば、WPA3パーソナル(AES)まで使用できる。幅広い無線LAN環境で、十分な速度とセキュリティの下に運用できるだろう。
オフィス向けデスクトップPCの多くはWi-Fi非対応。そのため、フロアの配線の都合等で無線化が必要に…といったケースで、『WN-S150UM』は非常に役立つだろう。
ほとんどがWi-Fiに対応するノートPCにおいても、経年劣化等の事情で無線接続ができないケースは、ままある。こうしたケースでは、USBポートから飛び出す部分がわずか約6mmで済む本製品のコンパクトさが生きる。バッグ等の中でかさばらず、自然に取り回せるだろう。低コストでPCの運用をカバーできる製品として、ぜひご提案いただきたい。
型番 | WN-S150UM |
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対応OS※ | Windows 10 バージョン 1903~2004 ※Windows 10 LTSBへのサポートは、検証済みバージョンのLTSBが保証期間内の場合のみサポート対象となります。 ※Windows 10 (Sモード)には対応していません。 ※Windows 10 ARM ベースの PCには対応していません。 |
インターフェイス | USB 2.0 |
無線規格 | IEEE802.11n、IEEE802.11g、IEEE802.11b |
伝送方式 | IEEE802.11n/11g:直交周波数分割多重(OFDM) IEEE802.11b:直接拡散スペクトラム拡散方式(DS-SS) |
通信周波数 | 2.4GHz帯 |
伝送速度(理論値) | IEEE802.11n:最大150Mbps IEEE802.11g:最大54Mbps IEEE802.11b:最大11Mbps ※ 表示の数値は、本商品と同等の構成を持った機器との通信を行ったときの理論上の最大値であり、実際のデータ転送速度を示すものではありません。 |
無線LANセキュリティ | WPA3 パーソナル(AES)(※)、WPA2-PSK(AES)、WEP(64/128ビット) ※WPA3を使用する場合は、WPA3対応デバイスドライバをインストールする必要があります。 |
アンテナ方式 | 内蔵アンテナ×1 |
消費電流 | 220mA(Max) |
外形寸法 | 約16(W)×17(D)×8(H) mm (突起部除く) |
保証期間 | 1年 |