ゴミの量を極限まで減らせるエコなラベルライター
カシオ計算機 EC-K10

ラベルライターを使っていると、テープの無駄な余白やカートリッジのゴミなどに煩わされるもの。カシオ計算機の『EC-K10』は、そんな不満を解消するべく開発された製品だ。テープ先頭の余白は最小3mmまで抑えられるうえ、カートリッジのテープは詰め替え式と、無駄なゴミを極限まで減らせる仕様になっている。テープそのものも、はがした跡が残りにくく使いやすいよう新開発している。

テープの無駄を減らしてCO2排出量もコストも削減
ファイルの長さに合わせて背ラベルや表ラベルを作成可能。縦書き・横書き混在のラベルなど、多彩なレイアウトに対応する
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『EC-K10』は、6〜18ミリ幅のテープに対応したラベルライター。環境に配慮して設計されており、使用時にゴミが極力出ないよう工夫されている。テープが切れたとき、通常の製品ではカートリッジごと交換するところだが、『EC-K10』ではカートリッジ内のテープを交換するだけで済み、アダプターは繰り返し使用可能。ゴミになるのはテープの芯まわりのみとなっており、原材料によるCO2排出量を従来機比で60%以上カットすることに成功している。

さらに印刷においては、テープの巻き戻し機構を採用。従来品では印刷の始めに余白が16mm出ていたところを、最小で3mmまで削減することに成功している。これによってテープの無駄は減り、ラベル5cm分の印刷コストは1枚あたり5.7円と、従来機比で約3円のコストダウンを実現している。

強力かつはがしやすい新開発のテープを用意

テープ自体も新開発された本製品。強力な粘着力とはがしやすさを両立しており、のりが残りにくいためラベルをはがした跡がつきにくい。このため、ファイルを再利用しやすくなっている。また、発色層をラミネートした新開発のテープは、こすれや汚れなどに対する耐久性にも優れている。テープにのみ切り込みを入れることで台紙からはがしやすくするハーフカット機能は、業務効率を向上してくれるだろう。

ソフト面も扱いやすく、フォーマットを選ぶだけで、使い慣れた市販のインデックスラベルやインデックスカードのラベルタイトルを簡単に作成可能。無駄が省けて扱いやすく、環境に貢献できる製品として、ぜひおすすめいただきたい。

主な仕様
型番 EC-K10
対応テープ幅 6,9,12,18mm
印字密度(dpi)※1 200×200
最大印刷幅(使用テープ幅) 16mm(18mm幅)
テープカット ハーフカット機能つきオートカッター
動作用電源 付属ACアダプター
大きさ(W×D×H)※2 200×219×70mm
質量 約930g

※1 dpi(dot per inch):1インチ(約25.4mm)あたりのドット数 。

※2 高さは足を含んだサイズです。

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