PC・スマートフォンの各OSに最適化されたキーボード
エレコム TK-FBP/FCPシリーズ

キーボードは情報端末の最も基本的な入力デバイスだけに、使いやすい1台を使い込みたいものだ。しかし、WindowsやMacなど、OSが異なる場合はキー入力の仕様も微妙に異なるため、なかなかお気に入りの1台を異なる環境で使い回すのは難しい。今回紹介するエレコム製品ならば、WindowsでもMacでも、それぞれに最適化された入力モードが用意されているため、違和感なく使用が可能だ。Bluetooth接続タイプならばAndroidやiOSでも使えるため、より幅広く活用できる。

OSごとに最適な入力モードで、快適にタイピングできる
写真は『TK-FBP081BK』。メディア再生のための特別キーを配するなど、快適なタイピングを追求している。
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今回紹介するエレコムの4製品は、どのOSで使っても違和感なく使用できるキーボードだ。『TK-FBP081BK』と『TK-FBP083BK』は、Bluetooth接続の無線タイプで、前者がテンキーつき、後者がテンキーなし。『TK-FCP080BK』と『TK-FCP082BK』はUSB接続の有線タイプで、やはり前者がテンキーつき、後者がテンキーなしとなっている。いずれも、環境がWindowsでもMacでもそれぞれのOSに最適化された入力モードが用意されており、異なる環境につなぎ替えて使用した場合でも、慣れた入力環境を利用できるメリットがある。無線タイプの場合は、AndroidとiOSでも使用できるため、必要に応じて携帯端末の入力補助に利用するといった使い方も可能だ。

4機種とも、キーはノートPCで広く用いられているパンタグラフ方式。キーピッチも19mmと広く、ゆとりのあるポジションでのタイピングが可能だ。ファンクションキーはマルチ仕様で、ブラウザーの起動やメディアプレイヤーの再生といった補助入力にも使用できる。

無線タイプは携帯端末でも快適に使用可能

無線タイプの製品は、Bluetooth内蔵のPCや携帯端末と簡単にペアリングして使用できる。PCがBluetooth非対応の場合は、別途Bluetooth2.0規格のアダプターを用意することで、接続することも可能だ。Android端末と接続する場合、従来はAndroidの仕様上、キートップ上の印字と実際に入力される文字が異なるといった問題が生じることがあったが、同社では専用アプリを無料で提供することで、この問題を解消している。Android4.1以降対応の「ELECOM Keyboard layout」アプリを端末に導入することで、OSに日本語レイアウトが追加され、印字通りの入力が可能となる。
PC付属の純正キーボードもいいが、一度使いなれたタイピング環境は、機種やデバイスが変わっても継続して使いたいもの。より快適な作業環境を提案する一つとして、お客様におすすめいただきたい。

主な仕様
型番 TK-FBP081BK(無線タイプ/テンキーつき)
TK-FBP083BK(無線タイプ/テンキーなし)
TK-FCP080BK(有線タイプ/テンキーつき)
TK-FCP082BK(有線タイプ/テンキーなし)
接続方式 TK-FBP081BK/TK-FBP083BK:Bluetooth(R)無線方式
TK-FCP080BK/TK-FCP082BK:USB接続方式
対応OS Windows 8.1、Windows 7(SP1)、Windows Vista(SP2)、Andoird OS 4.1以降、OS X 10.8~10.10、iOS 7.0以降※1
キータイプ パンダグラフ方式
対応プロファイル HID(Human Interface Device)※1
本体寸法(W×D×H) TK-FBP081BK/TK-FCP080BK:398×142×24mm
TK-FBP083BK/TK-FCP082BK:318×142×24mm
質量 TK-FBP081BK:約297g(電池を含まず)
TK-FBP083BK:約240g(電池を含まず)
TK-FCP080BK:約322g
TK-FCP082BK:約270g

※1 TK-FCP080BK/TK-FCP082BKは非対応

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