タブレット端末のようなタッチパネルや、ノートPCのタッチパッドなど、マウスを使わない入力方法もあるが、デザインや設計業務など日常的にマウスを使用する業務も少なくない。しかし、マウスの多用はユーザーにかかる負担を無視できない。マウスによる作業を効率化することができれば、ユーザーの負担を抑え、生産性を向上させることができる。そこで提案していただきたいのが、トラックボールの導入だ。
エレコムの『M-DPT1MRBK』は人差し指操作タイプのトラックボールだ。トラックボールの色・コーティング素材などの最適化に加え、高性能光学式センサーを採用することで、高いポインター追従性を実現。ボール直径は44mmと可動域が広く、ポインターを広範囲で操作できる。レタッチやCADの業務で使用する際にも、ストレスを感じることはないだろう。
左右ボタンには1,000万回高耐久スイッチ、トラックボールの支持球には高品質の人工ルビー球を採用し、ホイールスクロールのエンコーダーには光学式が選択されている。これらの高耐久部品により、保証期間3年の長寿命を実現している。また、支持球は大型化することで付着したゴミの影響を抑えることができ、メンテナンス頻度の低減も可能になっている。使用頻度が高いほど、メンテナンスの回数も増えてくるので、ヘビーユーザーには嬉しい配慮だ。
『M-DPT1MRBK』には、有線、無線、Bluetoothの3つの接続方式が用意されている。ワイヤレスレシーバーは1円硬貨サイズなので、PCのUSBポートに装着したままでもじゃまにならない。また、トラックボール本体にレシーバーの収納スペースも用意されているので、持ち運ぶ際にレシーバーの紛失を防止することができる。モバイルユーザーには是非活用していただきたい。
本体には左右、進む・戻るボタンに加え、3つの機能割り当てボタン、チルトホイールの8つのボタンが搭載。無償で提供されている「エレコム マウスアシスタント」を利用すれば、ボタンにさまざまな機能を割り当てることができるので、業務やユーザーに合わせた最適化を行うことで、業務の効率化を実現できる。
マウスパッドが不要で、狭いデスク上でも使用できるトラックボールの導入による生産性の向上を、デザインや設計をはじめ、さまざまな部門に提案していただきたい。
型番 | M-DPT1MRBK |
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インターフェイス | USB※1 |
コネクター形状 | USB(A)オス※1 |
対応機種 | USBインターフェイスを装備したWindowsパソコン、Macintosh |
対応OS※2,※3 | Windows 10、Windows RT8.1、Windows 8.1、Windows 7、macOS High Sierra(10.13) |
分解能 | 500/1,000/1,500カウント(切り替え可能) |
通信方式 | GFSK方式(2.4GHz接続時)/FHSS方式(Bluetooth接続時) |
電波周波数 | 2.4GHz帯※4 |
読取り方式 | 光学センサー方式 |
電源(本体) | 単3形アルカリ乾電池、単3形マンガン乾電池、単3形ニッケル水素電池のいずれか1本 |
定格電圧(本体) | 1.5V |
外形寸法(W×D×H) | マウス本体:91.4×133.4×57.3mm レシーバー:13.1×18.2×5.0mm |
質量 | マウス本体:約162g (電池を含まず) レシーバー:約2g |
保証期間 | 3年 |
※ 仕様は予告なく変更する事がありますので、あらかじめご了承ください。
※1 有線/無線2.4GHz接続モードの場合。
※2 各OSの最新バージョンへのアップデートや、サービスパックのインストールが必要になる場合があります。
※3 Windows RT8.1では横スクロール機能は使用できません。
※4 無線2.4GHz/Bluetooth接続モードの場合。