バッファローの『BSKBU310』シリーズは、水洗いができるキーボードだ。たとえば、小中学校のPCルームでは基本的には飲食できないことが多いが、児童や生徒が思いもかけずに、キーボードを汚してしまう場合がある。また、飲食しながらPCを利用するのが前提のインターネットカフェであれば、キーボードの上に誤って飲み物をこぼしたり、パンくずなどがキーの間に落ちてしまったりということは容易に想像できる。

図書館をはじめとした公共施設で不特定多数のユーザーが利用するキーボードにも「想定外」の汚れが付着する可能性がある。そのような場合に、キーボードが水洗いできれば、キーボードを買い換えることなく、使い続けることができる。なによりも、流水による水洗いができるので、手間をかけることなく、汚れを落とすことができるのは、担当者にとっては嬉しい点だろう。

また、特定のユーザーが使う場合でも、病院や飲食店などの清潔性が求められる場所や埃の多い工場など、「水洗い」が有効になるシーンは少なくない。同製品には、クリーニングブラシが同梱されているので、ちょっとした汚れを落としたり、キーとキーの隙間に入ったゴミなどを取り除いたりする際にも便利に利用できる。

『BSKBU310』シリーズは、キーボードの右側にテンキーが搭載されたスタンダードタイプのキー配列を採用している。また、キーはしっかりとした打鍵感があり、かつ打鍵音が静かなメンブレン方式を採用している。病院や図書館などの静謐性を求められる場所でも安心して使える。また、長文を入力したり、数値入力したりするユーザーにもストレスを感じさせることはないだろう。

キーボードを使用していると、キートップの印字が薄くなって、読みづらくなったり、読めなくなったりする場合がある。同製品ではレーザー刻印を採用することで、この問題を解決している。キーボードの使用頻度が高い場合でも、長期間の使用が可能になっている。