バッファローの『BSKBB310BK』はテンキーレスのコンパクトなキーボードだ。本体サイズは幅285mm、高さ23mm、奥行き120mmなのでデスク上を広く使えるほか、受付カウンターなどのスペースが限られた場所でもストレスなく使えるだろう。デバイスとの接続はBluetooth®で行い、約2.3年間使用できる乾電池駆動なので、ケーブルレスですっきりした作業スペースを確保できる。コンパクトなキーボードであれば、フリーアドレス制のオフィスや、カフェや自宅で作業する際など、多様化するワークスタイルにも柔軟に対応できるだろう。

コンパクトにまとめられた同製品ではあるが、それぞれのキーが独立したアイソレーションキーボードで、キー入力をしっかりと受け止めるパンタグラフ構造を採用しているため、キーの横ぶれを抑え、安定した打鍵感を確保。快適に入力することができる。

さまざまなデバイスとの接続が想定されている『BSKBB310BK』には、マルチペアリング機能が搭載されている。「Fn」と「A」「D」「S」のキーの組み合わせで使用する機器を手元で素早く切り替えられ、3台までのPC、タブレット端末、スマートフォンを登録できる。異なるキーボードを使用するのは意外とストレスがかかるものだが、デバイスが変わっても同じ入力環境を使用することができれば、ストレスは軽減され、効率的な入力作業を行える。

また同製品には、iOSやAndroidの検索や「戻る」機能に対応したホットキーが用意されている。タブレット端末などのタッチデバイスと接続した際にもキーボードでタッチ操作を代替できるのは、効率よく作業を進めたいユーザーには嬉しい点だ。なお、同製品には筐体カラーがホワイトのモデルもラインアップされている。ぜひオフィスの雰囲気や周辺の機器に合わせたカラーを提案していただきたい。