厚労省が新型コロナウイルスを想定して打ち出した「新しい生活様式」では、三密の回避や咳エチケットの徹底のほか、まめに手指の消毒などをするよう提示されている。業務上、不特定多数が触れる可能性があり、長時間使用するデバイスであるキーボードについても、なるべく清浄を保ちたいところだ。

その点で、バッファローのUSBキーボード『BSKBU520BK』は丸洗いが可能となっており、この時勢に合った製品といえる。USB端子を除いてIP55等級の防水・防塵に対応しており、流水での洗浄が可能。飛沫等が付着しても洗い流せるため、安心して使用できるだろう。

ただし、洗浄後は自然乾燥させる必要があるので、洗浄のスケジュールを決めるなど、ルールを定めて使用するといいだろう。なお、キートップの印字には耐久性に優れるレーザー刻印を採用。文字が消えにくく、逐次洗っても長期間にわたり使用することが可能だ。

抗菌仕様も特長の一つだ。本体の樹脂部分に抗菌素材を配合することで、ISO22196/JIS Z2801に適合する抗菌性能を実現。一般的な細菌の増殖を抑えてくれる。皮脂等の汚れで抗菌効果が薄れた場合でも、洗浄により回復することが可能だ。なお、キーのすきまを掃除できるクリーニングブラシも付属しているので、併用することでより清潔を保てるだろう。

キーボードとしては108キーで、ストロークが3.5mmと深めのメンブレン方式。今後のオフィスのあり方を考えるうえでも、ぜひご検討いただきたい製品だ。