GIGAスクール構想に対応したタブレット端末充電保管庫
エム・ティ・プランニング IPC-V8-48-GA

文部科学省の「GIGAスクール構想」では、児童生徒に1人1台のPCを整備することが謳われている。さらに「新型コロナウイルス感染症緊急経済対策」では、2023年度までの児童生徒1人1台端末の整備スケジュールを加速することが決定されている。同構想の実現促進のために「GIGAスクール構想 校内通信ネットワーク整備事業補助金」も用意されていて、同構想が示す仕様に適合していれば、補助金を利用することができる。

輪番充電機能など、GIGAスクール構想に対応したモデル
ケーブルとACアダプターは、通気設計も考慮した別室構造の配線収納部に保管。ケーブルをキレイにまとめて収納することができる
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エム・ティ・プランニングの『IPC-V8-48-GA』は、最大で14インチ相当のタブレット端末やノートPCを48台まで収納し、充電できる充電保管庫だ。文部科学省の「GIGAスクール構想」では、PCをはじめとした機器類の「標準仕様書」が提示されており、「GIGAスクール構想 校内通信ネットワーク整備事業補助金」を利用するには仕様書に対応している必要がある。

その一つには「端末充電時の消費電力の合計が設置場所の供給電源容量を超える場合は、順番に充電する簡易輪番充電機能付きであること。」との規定がある。同製品は総容量1,500Wを超える機器を接続しても安全に給電できるようにコンセントを2回路に分け時間差給電が可能な輪番充電オプションも用意されている。また、端末収納部と配線収納部を別室とすることで、通気性や収納性を確保している。

端末収納部を広めに設計。キーボード付きのタブレットなども収納

『IPC-V8-48-GA』には多彩な端末を収納することが可能だ。収納棚の一つの幅を3.5cm、奥行き35.5cm、高さ28cmとすることで、最大で14インチ相当の機器を収納することができる。機器本体に加えて、キーボード付きケースを装着したiPadやケースに保管したままのChromebookなどを収納できるので、手間をかけずに端末を収納することができる。

また、標準タイプはキャスター式だが、壁や床にL字金具でアンカー固定をしたり、キャスターをアジャスターに交換したりするオプションが用意されているので、運用に合わせた設置方式を選択することが可能だ。

さらに、扉は270度開閉する方式を採用しているので、扉を開いたままの状態でも、扉が邪魔になることがない。同製品は上下24段で合計48台を収納できるモデルだが、40台収納モデルも受注生産モデルとして用意されている。自治体や教育機関へタブレット端末などを一括大量導入する際には、同製品をあわせて提案していただきたい。

主な仕様
型番 IPC-V8-48-GA
収納台数 48台※1
タブレット端末収納部寸法(W×D×H) 27×355×280mm
(仕切板を取り外すことで、収納幅を変更することが可能です。)
カラー ホワイト(WH) 粉体塗装仕上
キャスター 直径100mmストッパー付きキャスター×4
外形寸法(W×D×H) 828×533×943mm(ハンドル・突起部を除く)
重量 約53kg(タブレットPC/ノートPCを除く)
保証期間 1年間

※1 ACアダプター等のサイズによっては収納台数が変わる場合があります。

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