プレゼンテーションのツールはスライドやOHPから、PowerPointをはじめとしたアプリケーションに取って代わられた。しかし、依然として使用されているのが、注目して欲しい場所を指し示す「ポインター」だ。現在、レーザーポインターを使うことが一般的だが、TV会議や複数のモニターを使用する大きな会場などでは、レーザーポインターでは対応が難しい場合もある。そこで活用したいのが「ツインプレゼンポインター」だ。

コクヨS&Tの『ELA-TP1』は2つのモードを搭載したプレゼンテーション用のポインターだ。1つめのモードは、従来からプレゼンテーションで使用されてきたレーザーポインターとして使用するモードだ。レーザー光で直接、注目して欲しい場所を指し示すことができるので、プレゼンテーション以外にも工場見学や観光案内などで利用してもよいだろう。
もう1つのモードが、PCを使ったプレゼンテーションで、PCの画面上にポインターを表示させることができる「エアビーム」モードだ。PCの画面上に直接表示をさせるので、TV会議や複数のモニターにプレゼンテーション画面を表示させている場合でも、同時にポインターを表示させることが可能だ。さらに、レーザーポインターでは難しかったポインターの色を変更したり、ポインターの形状やサイズを変更することもできる。活用シーンに最適なポインターを選択することで、より印象に残るプレゼンテーションを行うことができるようになる。
プレゼンテーションで気をつけたいのは、自分の持ち時間を有効に使いきるという点だ。持ち時間を超過するのは論外だが、短すぎるプレゼンテーションではせっかくの機会を活かしきれない。『ELA-TP1』には、時間超過を防ぐバイブレーション機能をはじめとした、スマートなプレゼンテーションを実現するサポート機能が搭載されている点にも注目したい。
「タイマー機能」はLED表示とバイブレーションで持ち時間の残り時間を知らせてくれる機能だ。カウントダウン方式なので、時間が足りずに十分な説明ができないといった失敗を防ぐことが可能だ。また、画面の表示を切り替える「ブラックアウト機能」を使用すれば、画面と講演者への聴衆の注目をコントロールすることが可能になる。
『ELA-TP1』の導入による一味違ったプレゼンテーションの実現を提案していただきたい。
品番 | ELA-TP1 |
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材質 | 本体:PC、ABS 受信器:PC |
最大出力 | 1mW(クラス2)※ |
ビーム到達距離 | 約70m(夜間使用時)※ |
ビーム径 | 約5mm(距離3mの時) ※ |
受信可能距離 | 半径約15m |
通信方式 | RF(ラジオ波)方式・2.4GHz周波数帯域 |
保証期間 | お買い上げ日から1年間 |
※ レーザーポインターモードのみ