講義やセミナー、会議、取材の席で、ICレコーダーは必須の製品だ。録音後のテキスト起こしの効率に関わってくるので、鮮明な録音が可能な製品を選びたい。パナソニックの『RR-XS460』と『RR-XS360』は、使用するシチュエーションに適した録音方法を選べるICレコーダーだ。前方正面の音を集中して拾える「ズーム録音」や、使用シーンに合わせて選べる録音設定が用意されており、録音後の再生機能も充実しているので、さまざまな場面で活躍してくれる。

『RR-XS460』と『RR-XS360』は、多彩な録音モードを備えたICレコーダーだ。広範囲の音を拾える「ステレオ録音」に加え、前方の音を集中して拾える「ズーム録音」を搭載。前者は会議や取材、後者は講義や講演でと、使用するシチュエーションに合わせて適した録音モードを選び、聴きやすい音源を記録できる。さらに、使用頻度の高いシーンに最適な録音設定を、プリセットから選ぶことも可能。『RR-XS360』では「おけいこ」、「会話」、「講義」の3種類が、『RR-XS460』では、「語学学習」や「会議」など6種類に加え、手動でカスタムした設定をお気に入りとして記録することも可能だ。
低い周波数のノイズを自動でカットしたり、周囲の音声に反応して自動録音を始めたりと、録音を補助する機能も豊富。『RR-XS460』では、録音ボタンを押す3秒前の音声から録音を開始できる「過去録音機能」や、突然の大きな音声を抑えて録音できる「録音ピークリミッター」もあり、より臨機応変に対応可能だ。
再生機能も豊富で、空調などの雑音や、屋外での風切り音を低減できるなど、録音した音声を聴き取りやすくする機能を搭載。さらに『RR-XS460』では、会議など複数の音声が交わっている場合でも、聴きたい方向の音声を強調できる「フォーカス再生」も利用できる。
指定した区間の音声を繰り返し再生できる「かんたんシャドーイング再生」を利用すれば、語学学習にも役立つ。慣れてからは再生の間隔を狭める「スキップ機能」を併用することで、さらに効率の良い学習が可能だ。『RR-XS460』にはラジオチューナーも搭載されており、語学番組を録音して学習に活かすことも可能。会議の記録から言語学習まで、幅広い用途でそれぞれ適した録音・再生が可能なので、活用法を含めてお客様にご提案いただきたい。
型番 | RR-XS460-K(ブラック) RR-XS460-W(ホワイト) RR-XS460-S(シルバー) RR-XS460-R(レッド) RR-XS360-S(シルバ−) RR-XS360-A(ブルー) RR-XS360-P(ピンク) |
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内蔵メモリー容量 | 4GB(※内蔵メモリーの使用可能領域は表示容量より少なくなります。) |
録音可能時間 | 【RR-XS460】 PCM 44.1kHz(ステレオ):約6.0時間 MP3 320kbps(ステレオ):約26.5時間 MP3 192kbps(ステレオ):約44.5時間 MP3 128kbps(ステレオ):約66.5時間 MP3 64kbps(ステレオ):約133.5時間 MP3 32kbps(モノラル):約267.0時間 MP3 8kbps(モノラル):約1069.0時間 【RR-XS360】 PCM(ステレオ):約6時間 XP(ステレオ):約44.5時間 SP(ステレオ):約67時間 LP(モノラル):約268時間 SLP(モノラル):約1072.5時間 |
最大ファイル数 | 【RR-XS460】 A、B、C、Dフォルダ(マイク録音用)、Lフォルダ(ライン録音用)、FMフォルダ(FMラジオ録音用)、Mフォルダ(音楽用):各199ファイル 【RR-XS360】 マイクフォルダ(マイク録音用)、ラインフォルダ(ライン録音用)、音楽フォルダ:各199ファイル |
USB | USB2.0(Hi-Speed) |
本体電源 | 【RR-XS460】 DC1.2V(単4形ニッケル水素充電式電池×1本使用) USB充電(充電時間:約2時間)※1 DC1.5V(単4形アルカリ乾電池×1本使用) 【RR-XS360】 DC1.5V(単4形アルカリ乾電池×1本使用) |
本体寸法(W×D×H) | RR-XS460:40.2×14.8×105mm RR-XS360:38.5×14.6×112.7mm |
質量 | RR-XS460:約55g(充電式電池含む) RR-XS360:約51g(乾電池含む) |
※1 充電式エボルタ「BK-4LLB」使用時の目安です。