PCをプロジェクター等に接続し、プレゼンテーションや会議を行う場合、ネックとなるのがマウス操作だ。スライドのみを操作する場合にはプレゼン用ツールで事足りるが、実際にブラウザー上でのデモを行う場合など、離れていてもマウス操作ができるツールがあればさらに印象的なプレゼンが可能だ。そこでおすすめしたいのが、サンワサプライの指輪型マウス『MA-RING-WW』だ。指にはめてマウス同様の操作ができるため両手がほぼフリーになり、スムーズに発表を進められる。

『MA-RING-WW』は指輪型のワイヤレスリングマウス。人差し指にはめ、天面に配された5つのボタンとタッチセンサーに親指で触れるだけで操作できる。姿勢を選ばずに使えるうえ、両手はほぼフリーに。装着したままキーボード入力などの別作業ができたり、プレゼンテーションや会議でアクティブな発表をしたりと、さまざまなシーンで有効に活用できる。
天面の中央にはセンサー兼左クリックボタンが配置。ここに親指をタッチして、カーソルの操作やクリックをするだけで、マウスとして十分に活用できる。その上下左右にもボタンが各1基配置。上はドラッグ、下は「戻る」、左はスクロールモードやカウントの切り替えなど、通常のマウスで言うホイールクリックに近い役割、右は右クリックボタンとして機能する。さらに、ボタンの役割はPCに付属のドライバーを導入することで自由にカスタマイズできる。ドライバー導入後は左ボタンを約2秒長押しすることで、左ボタンのカウント変更も可能に。500から2,000まで、500dpi刻みで切り替えられ、数値が大きいほどカーソルを大きく動かすことができる。カウントの状態はLEDで確認可能だ。
同製品を使用する際には、PCにレシーバーを装着するだけで操作が可能に。レシーバーは小型なのでPCに挿したままでもじゃまにならず、本体の収納口にも差し込めるようになっているので、持ち運ぶときもレシーバーを紛失しにくい。リングマウス本体は充電式で、フル充電で連続約10時間使用可能。充電もmicro USBケーブルでPCに接続して給電できる。本体やケーブル類をまとめて収納できるポーチも付属しているので、ノートPCとともに運用しやすい。
両手が完全にフリーになるマウスは、指輪型マウスのみだろう。特にプレゼンテーションの場では、その効果を存分に実感できるに違いない。持ち運びもしやすく、手軽に使える『MA-RING-WW』を、ぜひおすすめいただきたい。
型番 | MA-RING-WW |
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対応機種※1,2,3 | Windows搭載(DOS/V)パソコン Apple Macシリーズ USBホスト機能に対応したスマートフォン・タブレット |
ドライバー対応OS | Windows 10、8.1、8、7 |
製品単体対応OS | Windows 10、8.1、8、7 Mac OS X(10.3以降)※4,5,6 |
インターフェイス | USB HID仕様バージョン1.1準拠※7 |
レシーバーコネクター形状 | USBコネクター(Aタイプ) |
本体充電用コネクター形状 | micro USB B(Bタイプ) |
ワイヤレス方式 | 2.4GHz RF電波方式 AUTO LINK※8 |
通信範囲 | 半径約10m |
分解能 | 2,000・1,500・1,000・500カウント/インチ |
読み取り方式 | IRセンサー方式 |
ボタン | 5ボタン、カーソルセンサー |
電池性能 | 内蔵電池容量:80mA 連続作動時間:約10時間 連続待機時間:約533時間 使用可能時間:約2週間 充電可能回数:300回(目安)※9,10 |
サイズ(W×D×H) | マウス:28×36.7×34.7mm レシーバー:14×19×6.5mm |
重量 | マウス:約12g レシーバー:約1.8g |
※1 専用ドライバーはWindowsのみ対応です。対応OSをご確認ください。
※2 USB Aメスポートがついていないデバイスで使用するには、別途メーカー製 AD-USB18が必要です。
※3 対応はメーカー社内による動作検証に基づくものであり、すべての本機種での動作、およびすべてのアプリケーションでの動作を保証するものではありません。
※4 Mac OSでは「戻る」ボタンはサポートしません。
※5 Mac OS X(10.3以降)は、標準インストールされているSafari、Mail、テキストエディット及びFinderなど、OS標準ドライバーでスクロール可能なアプリケーションのみでスクロール可能です。
※6 Mac OS X 10.7(Lion)以降の場合、OSの仕様上、トラックバックのスクロール方向が上下反対になっているため、スクロールが逆になります。通常のスクロール方向へ設定したい場合、「システム環境チェック」→「トラックパッド」→「スクロールとズーム」タブの中の「スクロール方向/ナチュラル」にあるチェックを外してください。
※7 USB 3.0/2.0インターフェイスでも使用できます。
※8 マウスとレシーバー間のIDは固定です。
※9 1日8時間パソコンを使用中に、マウス操作を25%割り当てた場合。
※10 メーカー社内テスト値であり、保証値ではありません。