画像でなく、モノとしての「写真」が静かに注目されているという。サインなどを入れれば、それが世界に一つだけの存在になる、そのような新しい写真の活用が広がりつつある。ポラロイドカメラを使う場合もあるが、より一般的なのは、デジタルカメラやスマートフォンで撮影してプリンターで印刷する方法だろう。たんなる記録としての画像ではなく、記念としての写真は、接客ビジネスを中心として新たなツールとして活用できそうだ。

キヤノンの『PIXUS MG7730』は「PIXUS(ピクサス)」シリーズにラインアップされたコンパクトなインクジェットプリンターで、スマーフォンやタブレット端末からの印刷機能が強化された点が特長だ。それを実現しているのが、独自に開発された新アプリ「Canon PRINT Inkjet」だ。スマートフォンで撮影した画像や、タブレット端末に保存されている画像をワイヤレスで簡単に印刷できる。加えて、端末に保存されている文書や、Webページの印刷も可能だ。商談中に必要に応じて、カタログなどの資料や、注文書などを印刷できるので、事前に準備する手間を省いたり、印刷完了まで待つ時間を節約することができる。また、クラウド上の写真などが印刷できる「PIXUSクラウドリンク」を利用すれば、本体の電源の自動投入も可能だ。
さらに同製品には、染料インクと顔料インクを使用した新しい「6色ハイブリッドインク」が搭載されている。グレーインクを加えた5色の染料インクで鮮明な色再現性を、顔料インクで高い濃度とコントラストを実現し、写真から文書まで鮮やかな印刷が可能になっている。
『PIXUS MG7730』には6色ハイブリッドインクの採用に加え、美しい写真を印刷するためのさまざまな技術が搭載されている。そのひとつが、「FINE」と名付けられた高密度プリントヘッドの採用だ。最小インク滴1plで最高9,600dpiの高精細印刷が可能なので、人肌の微妙な階調も再現できる。また、印刷する画像を解析し最適な条件で印刷する「自動写真補正II」が、手間をかけずに美しい写真印刷を実現してくれる。同社の純正写真用紙と組み合わせれば、さらに写真としての保存性をも高めることが可能だ。
記念写真といえば観光地を思い浮かべがちだが、ネイルサロンやヘアサロン、結婚式などのセレモニー会場など、「写真」として残したいシーンはいたるところに存在する。さらにSNSやクラウドと連携したビジネス展開は、今後どの企業であっても見逃せない分野だろう。『PIXUS MG7730』の特長を活かした利用方法を、ぜひ提案していただきたい。
製品名 | PIXUS MG7730 |
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型番 | PIXUSMG7730BK(ブラック) PIXUSMG7730WH(ホワイト) PIXUSMG7730RD(レッド) PIXUSMG7730GL(ゴールド) |
最高解像度(dpi) | 9,600※1(横)×2,400(縦) |
インク滴サイズ(最小) | 1pl |
カラー液晶モニター | 3.5型TFT |
ネットワーク基本仕様 | プロトコル:TCP/IP <Wi-Fi> 準拠規格:IEEE802.11n/IEEE802.11g/IEEE802.11b 周波数:2.4GHz帯 チャンネル:1-13 有効範囲:屋内50m※2 セキュリティ:WEP(64/128bit)、WPA-PSK(TKIP/AES)、WPA2-PSK(TKIP/AES) 簡単設定:らくらく無線スタート、AOSS、WPS、WCN※3 <有線> 準拠規格:IEEE802.3u(100BASE-TX)/IEEE802.3(10BASE-T) 伝送速度:100M/10Mbps(自動切替) |
対応インクタンク | 【標準】 BCI-371C/371M/371Y/371BK/371GY/BCI-370PGBK 【大容量】 BCI-371XLC/371XLM/371XLY/371XLBK/371XLGY/BCI-370XLPGBK |
消費電力※4 | コピー時(USB接続時):約15W 待機時(USB接続時):約0.9W |
外形寸法 (W×D×H・トレイ類を含まず) |
約435×370×148mm |
質量(プリントヘッド、インクタンクを含む) | 約7.9kg |
※1 最小1/9600インチのドット(インク滴)間隔でプリントします。
※2 通信速度および環境条件により異なります。
※3 Windows8/Windows7/Windows Vistaのみ対応。
※4 コピー時:ISO/JIS-SCID No.2(インクジェットプリンターで出力)をA4普通紙 初期設定モードでコピーした場合。