エプソン販売がリリースした「エコタンク搭載プリンター」のラインアップは、A4カラー複合機の『EW-M660FT』、A4モノクロ複合機の『PX-M160T』、A4モノクロプリンターの『PX-S160T』の3機種。いずれも本体に大容量のインクが同梱されており、これだけで約11,000ページ以上の印刷が可能となっている。A4サイズ文書を1カ月あたり300ページ印刷した場合、2年分の印刷に耐える量なので、その間の印刷コストと、インク交換の手間をほぼ完全にカットできる。

同梱インクを消費したあとも、専用インクボトルを購入すれば、その後もカラーで約0.8円、モノクロで約0.4円（モノクロモデルは約0.3円）と、圧倒的な低コストで運用できる。本体の耐久性も5万ページと優秀で、長期間の安定した運用が可能だ。サイズもコンパクトで、バックヤードなど手狭なスペースにも配置しやすい。インク交換が不要なことも相まって、楽に運用できるだろう。

基本性能も優秀だ。印刷速度はカラーで最速毎分約20枚、モノクロで約33枚（モノクロモデルでは約34枚）を実現。ファーストプリントも速く、カラーで約15秒、モノクロで約9秒と、急な印刷にもすぐに対応できる。複合機の『EW-M660FT』と『PX-M160T』はADFを搭載しており、30枚の原稿を連続でスキャン可能。特に前者は自動両面印刷にも対応しており、用紙コストの軽減にも役立つ。

全機種ともに無線LANに対応しているため、設置の自由度も高く、スマートデバイスからのワイヤレスプリントも可能。運用にかかわる負担やコストを大幅に低減する「エコタンク搭載プリンター」を、用途にあわせて提案していただきたい。