大型の複合機は対応できる用紙サイズも印刷速度も優れているが、それなりの設置スペースが必要だ。オフィスで多く使われるA3用紙に対応するプリンターで、机の上に置ける省スペースサイズなら、これまで検討が難しかった現場にも導入の可能性が見えてくる。ブラザーの『MFC-J6995CDW』は、コンパクトながらA3用紙にまで対応したインクジェット複合機。全色顔料インク※の採用により、印字品質も秀逸だ。ランニングコストも低いうえ装置寿命も約15万ページと高耐久で、長期間安定した稼働が期待できる。
『MFC-J6995CDW』は、A3対応ながらコンパクトでデスク上にも置けるインクジェット複合機。同社製品で初となる全色顔料ベースのインク※の採用により、文字もグラフも鮮明なビジネス文書を仕上げられる。ランニングコストも低く、A4用紙1枚当たりの出力コストは、カラーで約4円、モノクロで約0.9円。ファーストプリントは大幅に高速化され、カラーで約6秒、モノクロで約5.5秒を実現している。印刷速度はカラーで毎分約20ページ、モノクロで毎分約22ページと動作も軽快。装置寿命は約15万ページにも及び、長期間安定して使用できる。
インクカートリッジも大容量で、カラーで約1,500枚分、ブラック約3,000枚分を搭載し、インク交換の回数を削減できる。輪郭を強調しつつ色味を淡くするインク節約モードを利用すれば、印刷物の見やすさはそのままで、インク消費量を約半分に減らすことが可能。インク代を大幅にカットし、コストダウンにつなげられる。さらに、カラーインクが切れた場合でも、約30日間はモノクロ印刷が可能で、業務を止めずに出力を継続することができる。
※マゼンタには一部染料が含まれています。
操作パネルには液晶タッチパネルを搭載し、高いユーザビリティを確保。待機画面をカスタマイズし、よく使う機能を設定してすぐに利用することができる。よく使う設定条件を呼び出す物理ボタンも用意されており、登録した設定をショートカットですぐに反映することが可能。不慣れな人でも簡単に操作できる。また、NFC機能も搭載しており、対応するスマートデバイスであればWi-Fiの設定などを行うことなく、本体にタッチするだけで端末内のファイルのプリントやスキャンが可能だ。Wi-Fi経由でのダイレクトプリントや、クラウドサービスへのスキャンデータのアップロードにも対応し、スマートデバイスを最大限に活用できる。
生産性に優れ、使い勝手も秀逸な『MFC-J6995CDW』を、ぜひおすすめいただきたい。
製品名 | MFC-J6995CDW |
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形式 | 送受信兼用卓上型 |
読み取り方式 | Dual CIS |
原稿サイズ幅 | 最大297mm(ADF、スキャナーガラスとも) 最小105mm(ADF) |
用紙サイズ | 最大297×420mm(A3) |
原稿読み取り幅 | 最大295mm |
記録方式 | カラーインクジェット |
対応OS※1※2 | Windows® 10、8、8.1、7、Vista®、Server® 2012/2012 R2、2008/2008 R2 OS X(10.11)、OS X(10.10)、OS X(10.9.5) |
メモリー容量 | 512MB |
電源 | AC 100V 50/60Hz |
消費電力※3 | スリープ時:約1.7W、レディー時:約7.0W、コピー時※4:約29W |
動作環境 | 温度10-35℃、湿度20-80%(結露なきこと) |
インターフェイス | 【Hi-Speed USB2.0※5】 有り 【有線LAN※6】 有り(10BASE-T/100BASE-TX) 【無線LAN※6】 有り(IEEE802.11b/g/n) |
外形寸法(W×D×H) | 575×477×375mm(突起部を除く) |
質量(消耗品含む) | 約23.5kg |
※1 最新OSの対応状況は、サポートサイトをご確認ください。
※2 Windows Server 2008、2008 R2、2012、2012 R2はネットワークプリントのみ対応となります。
※3 USB接続時の数値です。
※4 画質:標準、原稿:ISO/IEC24712印刷パターン、ADF片面印刷時
※5 USBについては、各対応OSのプレインストールモデルに対応。また、各対応OSのプレインストールモデルからのアップグレード環境にも対応しています。Hi-Speed USB2.0でのご使用は、パソコン側がHi-Speed USB2.0を標準装備している必要があります。また、Hi-Speed USB2.0インターフェイスはUSB1.1の完全上位互換ですので、パソコン側のインターフェイスがHi-Speed USB2.0に未対応でも従来のUSB1.1での転送速度にて動作可能です。
※6 有線/無線ネットワークの両方に対応していますが、接続は排他的(有線/無線のどちらか一方)になります。対応認証方式は、オープンシステム認証、共有キー認証、WPA-PSK/WPA2-PSKです。対応暗号方式はWEP(64/128ビット)/TKIP/AESです。WPSを使う場合は、アクセスポイントが対応している必要があります。