写真は『RJ-3150』。iOS端末との連携を強化したラベル・レシート印刷用の感熱モバイルプリンター。IP54の防塵防滴性能で、ハードな現場環境でも安心して利用できる。

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ブラザーの『RJ-3150Ai』と『RJ-3050Ai』は、同社のモバイルプリンター「RJシリーズ」の新たにラインアップされたMFi対応モデルだ。「RJシリーズ」は2インチから4インチまでのロール紙に対応した感熱モバイルプリンターの製品群で、電源確保が難しい場所や塵や水滴が多い場所でも使用可能なタフネスモデルだ。『RJ-3150Ai』の耐落下衝撃性能は1.8m、『RJ-3050Ai』は1.2mで、いずれも防塵防滴性能はIP54に準拠している。

「MFi」とは、「Made For iPhone/iPad/iPod」を意味し、アップルの認証プログラムに認められた製品であることを意味している。iPhoneなどのiOS端末とはBluetoothで接続できるほか、iOSの印刷ツール「AirPrint」にも対応。『RJ-3150Ai』は用紙幅3インチのラベル・レシートに印刷可能で、『RJ-3050Ai』は3インチのレシート印刷専用機だ。

ラベル印刷とレシート印刷の両方に対応した『RJ-3150Ai』には3.3インチのカラー液晶画面が搭載されている。操作ガイドを表示させることも可能なので、高い視認性と合わせて、確実で効率的な印刷作業を実現できる。また、バーコードコピー機能が搭載されているので、PCレスでバーコードやテキストなどの可変データを含むラベル印刷が可能になっている。物流や製品管理などで威力を発揮する機能だ。

一方、レシート専用機の『RJ-3050Ai』は、最高で毎秒127mmの高速印刷が可能だ。高速なレシート印刷は、業務を効率化するだけでなく、顧客満足度の向上にも一役買う。イベント時の販売コーナーや、屋外での物販など、電源確保が難しい場合や使用環境が過酷な場合でも、スムーズな販売を実現できる。

iOS端末を利用した決済システムや製品管理システムなどのソリューションを構成する機器のひとつとして、同製品を提案していただきたい。