インクジェットプリンターの運用で悩みの種となるのが、インク交換の手間とランニングコスト。交換頻度が高いと手間が増えるうえに、コスト面でも運用のネックになる。エプソンの『EW-M670FT』は、大容量の「エコタンク」を採用しながら、筐体をコンパクトに抑えたA4インクジェット複合機。1回のインク交換につき6,000ページ以上の出力が可能で、スムーズな業務を実現してくれる。
『EW-M670FT』は、プリンター、スキャナー、FAXの各機能を備えたA4対応のインクジェット複合機。大容量インクタンク「エコタンク」が大きな特長だ。満タンのインクで印刷できる枚数はA4カラー文書で約6,000ページ、ブラックインクで約7,500ページ。1カ月あたり300ページ程度の使用を想定すると、1回のインク交換につき約1年使用できる計算なので、交換の手間を低減してくれる。1枚あたりの出力コストもA4カラーで約0.9円、モノクロで約0.4円と大幅にカットでき、ランニングコストの低減にも貢献する。
インクの補充方式も工夫されており、インクボトルのキャップを開けて挿入するだけと簡単。満タンになると自動的に補充が完了するので、手も汚れにくい。入れ間違いが起きないよう、タンクとボトルの注入口を色ごとに変える配慮もされている。印刷品質も秀逸で、ブラックには顔料インクでくっきりした印刷を実現。光や水、オゾンガスへの耐性も高く、アルバムで保存した場合は300年の品質保持を可能としている。
操作系統には2.4型タッチパネル液晶を採用。操作パネルの角度が調整可能で、設置場所や姿勢に合った操作ができる。操作もメンテナンスも前面から実行可能。用紙もフロントカセットに最大250枚収納でき、少ない用紙交換で大量の印刷を可能としている。最大30枚の用紙をセットできるADFも搭載しており、効率的なコピーやスキャンが可能だ。
エプソンでは、よりコンパクトな『EW-M571T』もラインアップしている。こちらはADFやFAX機能が排されており、より小規模なオフィス向けとなるがインクタンクは『EW-M670FT』と同じで、同等のランニングコストを実現している。お客様のニーズに合わせておすすめいただきたい。
機種名 | EW-M670FT |
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対応OS※1 | Windows XP/Windows Vista/Windows 7/Windows 8/Windows 8.1/Windows 10/Windows Server 2003 SP2/Windows Server 2003 R2/Windows Server 2008/Windows Server 2008 R2/Windows Server 2012、Windows Server 2012 R2/Windows Server 2016 Mac OS X 10.6.8~ |
形式 | デスクトップタイプ |
解像度 | 最高:4,800×1,200dpi※2 |
連続プリント速度(A4)※3 | 【カラー】 約8ipm/PPM最速値:約20枚/分 【モノクロ】 約15ipm/PPM最速値:約33枚/分 【両面プリント】 カラー:約4.5ipm モノクロ:約6.5ipm |
ファーストプリント時間(A4)※3 | カラー:約15秒 モノクロ:約9秒 |
インターフェイス | Hi-Speed USB※4 100BASE-TX/10BASE-T IEEE802.11b/g/n※5 |
電源 | AC100-240V |
消費電力 | コピー時:約12W レディー時:約5.4W スリープモード時:約1W 電源オフ時:約0.2W |
使用環境 | 温度:10~35℃ 湿度:20~80%(非結露) |
大きさ(W×D×H・使用時) | 417×503×255mm |
質量(本体のみ・消耗品含む) | 約6.8kg |
無償保証期間 | 1年間(持ち込み修理) |
※1 Windows XP(32bit)はSP3以降、(64bit)はSP2以降の対応となります。
※2 最小1/5,760インチのドット間隔で印刷します。
※3 連続プリント速度の測定データおよび測定条件につきましては、メーカーサイトをご覧ください。
※4 Hi-Speed USBでのご使用は、パソコン側でHi-Speed USBに対応している必要があります。また、Hi-Speed USBインターフェイスはUSB完全上位互換なので、USBとして使用可能です。
※5 IEEE802.11nでは2.4GHz帯のみ使用可。