スマートフォンとの親和性を強化したA4インクジェット複合機
ブラザー MFC-J893N

1台で多用途に使える複合機は、小規模オフィスやSOHOでの業務にあると便利だ。限られたスペースには、1台何役もこなす機種を選定したい。ブラザーの『MFC-J893N』は写真の印刷品質に優れるほか、連続スキャンを可能とするADFや、内容を確認してから送受信できるFAX機能など、全機能ともに高機能でバランスの良い製品。スマートフォンとの親和性も高く、幅広く使用できる。

高品質用紙に最適な印刷モードで、より美麗な画質でプリントアウト
コンパクトながらFAXまで搭載した多機能インクジェットプリンター。スマートフォンから名刺やディスクレーベルなどの製作ができる専用アプリが多数用意されている。
写真拡大

『MFC-J893N』はA4用紙対応の多機能インクジェット複合機。スマートフォンとの親和性が強化されており、専用アプリで名刺やディスクレーベルなどの製作が可能に。端末内に保存している写真やイラストを用いて図版を作成し、出力まで行えるようになった。年賀状や季節に応じたダイレクトメールが製作できるアプリも提供され、1年を通してさまざまなテンプレートを活用することができる。

プリント機能としては、富士フイルム製の高品質用紙「画彩 写真仕上げ Pro」に対応した専用の出力モードを搭載。メリハリのあるくっきりとした印刷を可能にしている。基本の印刷品質も高く、マゼンタ、シアン、イエローの染料インクと、顔料のブラックインクの組み合わせで、鮮やかな写真印刷と、読みやすい文書印刷を実現。A4カラー文書1枚で約8.4円とプリントコストも低く、輪郭を強調して色を淡くすることで消費量を抑える「インク節約モード」を活用すれば、さらにプリントコストを抑えられる。自動両面プリントによる用紙の節約とあわせて、TCO削減に貢献してくれる。

ADF付きのスキャナーなど、全機能に便利な仕組みが

PCから直接FAXの送受信ができるなど、FAX機能も多彩だ。受信した内容を印刷する前に液晶画面で確認できる「みるだけ受信」を使えば、用紙代とインク代を節約できる。送信時もスキャンデータを液晶画面で確認できるので、誤送信の防止にも効果的だ。さらに、FAXデータはEvernoteやDropboxなどのクラウドサービスへ転送・保存することも可能なので、同僚との共有や外出先からの確認などフレキシブルに閲覧することができる。そのほか、スキャン機能も、読み取った書類のPDFへの変換や複数原稿の一括スキャンなど、便利な機能を搭載。原稿を最大20枚まで読み取れるADFもあり、スマートに使用できる。

PCレスでのダイレクトプリントや、クラウド上のデータの出力など、柔軟な運用が可能な『MFC-J893N』をぜひおすすめいただきたい。

主な仕様
製品名 MFC-J893N
記録紙サイズ L判~A4
給紙トレイ/排紙トレイ容量 最大100枚/最大50枚(普通紙:用紙厚さ0.08mm~0.15mm)
カラープリント解像度※1 最大6,000×1,200dpi
インターフェイス Hi-Speed USB2.0※2、有線LAN、無線LAN
記録方式 カラーインクジェット
電源 AC100V 50/60Hz
消費電力※3 スリープモード時:約1.2W
待機時(電源OFF時):約0.2W、コピー時※4:約18W
動作環境 温度:10~35℃
湿度:20~80%(ただし、結露しないこと)
外形寸法(W×D×H・突起部を除く) 約400×341×172mm
質量(インクカートリッジ含む) 約8.6kg

※1 副走査×主走査の解像度です。

※2 USBについては、各対応OSのプレインストールモデルに対応。また、各対応OSのプレインストールモデルからのアップグレード環境にも対応しています。Hi-Speed USB2.0でのご使用は、パソコン側がHi-Speed USB2.0を標準装備している必要があります。また、Hi-Speed USB2.0インターフェイスはUSB1.1の完全上位互換ですので、パソコン側のインターフェイスがHi-Speed USB2.0に未対応でも従来のUSB1.1での転送速度にて動作可能です。

※3 USB接続時の数値です。

※4 画質:標準、原稿:ISO/IEC24712印刷パターン、ADF片面印刷時(ADF非搭載モデルはフラットベッド使用)

→カテゴリ一覧に戻る