A3ノビにまで対応するエコタンク搭載インクジェット複合機。スマートフォン連携やSDカードによるダイレクトプリントなど、さまざまな出力が可能だ。

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エプソンの『EW-M5071FT』は、A3ノビサイズに対応したインクジェット複合機だ。大容量インクタンク「エコタンク」を採用することで、インクコストの低減とインク補充の手間を削減している。印刷コストはA4カラーで約0.8円/枚、モノクロなら約0.4円/枚。一度インク交換をすればカラー約6,500ページ、モノクロ約6,000ページの印刷を行える。毎月500ページ印刷した場合にも、インクの補充は1年に1度でいい計算だ。

2段用紙カセットが装備され、1段につき250枚セットできるので、用紙補充の手間が省ける。さらに、背面の手差しトレイと合わせると、合計501枚の大容量給紙を3WAYで活用できる。カセットの上段にはA3ノビ用紙のセットができるので、上下段での使い分けも可能だ。約8万ページの高い耐久性も備え、大量印刷が必要な場合はもちろんのこと、コピーや印刷枚数が少ない場合でも、手間とトータルコストを削減できる。

トンボ付きのA3原稿でも縮小することなく印刷できるA3ノビ対応は、印刷やデザイン系の業務に関わりがある現場には喜ばれる点だ。A3サイズのポスターやPOP、掲示物なども内製化できるので、外注費用が削減でき、急に告知用のポスターが必要になった場合などでも柔軟かつ迅速に対応できる。また、A3サイズの自動両面印刷も可能なので、A4サイズの中綴じパンフレットなどの内製化も可能だ。サービス内容やメニューの変更が多い場合でも、その都度パンフレットやメニューを作成でき、顧客にしっかりとアピールできる宣伝資料を作成できる。

企業の付加価値を高めるためには、従業員の創造性がますます重要になってきている。同製品の導入による複合機に関わる手間やコストの削減と、それによるコア業務に集中できる業務環境の構築を提案していただきたい。