写真は『PX-M5080F』。約15万ページの出力に耐えるA3ノビ対応のインクジェット複合機。ADFも標準搭載され、A3自動両面コピー・スキャンが可能だ。

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『PX-M5081F』と『PX-M5080F』は、A3ノビまで対応する大型のインクジェット複合機だ。トンボ付きA3原稿も縮小することなく印刷でき、校正用紙の出力や、POPや教材の製作など、幅広い用途に活用できる。2機種の差異は主に標準用紙カセットで、2段構成の『PX-M5081F』は最大501枚の大容量給紙を実現。1段構成の『PX-M5080F』でも251枚の給紙が可能だ。これに加え、最高印刷速度もA4カラーで毎分約20枚、モノクロで毎分約32枚と高速。耐久性も優秀で約15万ページの出力に対応し、高い生産性を発揮する。さらに、排紙トレイや用紙カセットなど、触れる機会の多い箇所も壊れにくい設計になっているため、長期間安定した稼働が見込める。

ブラックインクには大容量のカセットを採用し、大量のモノクロ印刷に対応。1枚あたりの印刷コストはA4カラーで1枚約7.6円、A4モノクロで約2.5円と経済性にも優れる。自動両面印刷にも標準で対応するので用紙も節約でき、コストダウンにも大きく貢献してくれる。

誰にでも取り扱えるよう、操作性にも工夫がされている。操作パネルはタッチパネル式の4.3型液晶ディスプレイで、タッチやスワイプといったスマートフォンと同様の操作で使用できる。操作を決定するごとに、次の操作に必要な画面がオート表示されるので、迷うことなく印刷やコピーなどを実行することが可能だ。また、メンテナンス性の高さも特長の1つ。廃インクを溜めるメンテナンスボックスはユーザー自身で交換でき、紙詰まりも発生時に自動でローラーがリレースしてくれるので、簡単に除去できる。カラーインクが切れ気味のときも、最長5日間はブラックインクだけでモノクロ印刷ができ、ダウンタイムを可能な限り低減できる。

高品質で生産性が高く、扱いやすいプリンターとしてぜひおすすめいただきたい。