特大容量インクタンクで低ランニングコストを実現する
キヤノン G3310/G1310

画質や印刷速度など、プリンター性能の向上に伴い、大量の印刷物の場合でも内製化される場合が増加している。また、日常業務でカラー印刷を行う機会も増加している。印刷量の増加は、インクジェットプリンターであればインク交換や補充の頻度の増加や、印刷コストの増大を意味する。メンテナンスやコストの性能に重点を置いたプリンター選びが、印刷業務全体の効率化につながる。

特大容量のインクタンクの採用で、A4カラーで7,000枚を印刷可能
写真は『G3310』。本体前面のタンクでインク残量が一目でわかるビジネスインクジェットプリンター。特大容量インクにより交換・補充頻度を低減する。
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キヤノンの『G3310』と『G1310』は、特大容量のインクタンクを搭載することで、インク交換頻度とランニングコストを抑えたビジネスインクジェットプリンターだ。両モデルでも、1回のインク交換でブラックが約6,000ページ、カラーが約7,000ページ印刷できる。インクの残量は本体前面のスケルトンタンクにより一目でわかる機構を採用。交換用インクも大容量なので、カートリッジ式と比較して交換頻度も抑えられる。

インクコストはA4サイズでモノクロ約0.3円、カラー約0.8円の低ランニングコストを実現。初期購入時には4色のインクに加えて、顔料ブラックがもう1本同梱されているのも嬉しい点だ。また、インクはブラックに顔料インク、カラー3色には染料インクを採用することで、文字も写真も鮮明な印刷が可能に。POPやポスターなどのPRツールも美しくプリントできる。

現場のニーズに合わせて、プリンターと複合機を選択できる

ランニングコストや印刷速度は同等だが、『G3310』はコピーとスキャンもできる複合機、『G1310』はプリンター専用機という違いがある。また、複合機モデルは無線LANに対応しているなど、いくつかの違いがあるので、用途に応じたモデルを提案していただきたい。『G3310』の複合機の読み取りヘッドには高精細CISフラットベッドスキャナーが採用され、写真や文字をきれいに読み取ることができる。原稿の自動判別や、複数写真をまとめて読み込んだり、自動で画像補正を行う機能も搭載されているので、スキャンに不慣れなユーザーでも安心して使用できる。

印刷枚数の多いエンドユーザー様に、ぜひ同製品をおすすめいただきたい。

主な仕様
型番 G3310 G1310
形式 デスクトップ
プリント方式 インクジェット方式
最高解像度(dpi) 4,800※1(横)×1,200(縦)
使用可能用紙サイズ A4、A5、B5、レター、リーガル、洋形封筒4号/6号、長形封筒3号/4号、はがき※2、郵便往復はがき※3、名刺※4、スクエア(127mm×127mm)※4、六切※4、2L判※4、L判※4、KG※4
給紙方式 後トレイ
給紙可能枚数(最大積載枚数) 普通紙:100枚
郵便はがき:40枚
インターフェイス IEEE802.11n/g/b、Hi-Speed USB※5 Hi-Speed USB※5
動作環境 温度:5~35℃
湿度:10~90%(但し結露しないこと)
消費電力※6 【コピー時(Wi-Fi接続時)】
約11W
【待機時(Wi-Fi接続時)】
約1.2W
【コピー時(Wi-Fi接続時)】
約11W
【待機時(Wi-Fi接続時)】
約0.6W
TEC値※7 約0.1kWh
外形寸法(W×D×H) 収納時:445×330×163mm
排紙トレイ展開時(A4/レター以下):445×533×260mm
収納時:445×330×135mm
排紙トレイ展開時(A4/レター以下):445×529×253mm
質量(プリントヘッド、インクタンクを含む) 約6.3kg 約4.8kg

※1 最小1/4800インチのドット(インク滴)間隔でプリントします。

※2 写真を貼り付けたはがきは使用できません。

※3 一度折り曲げた郵便往復はがきはご使用になれません。

※4 当社純正紙のみ対応。

※5 Hi-Speed USBでのご使用は、パソコン側がHi-Speed USBに対応している必要があります。また、Hi-Speed USBインターフェイスはUSB1.1の完全上位互換ですので、パソコン側のインターフェイスがUSBでも接続してご使用いただけます。

※6 ISO/JIS-SCID N2をA4普通紙 初期設定モードでコピーした場合。

※7 Typical Electricity Consumption(TEC)値:概念的1週間(稼働とスリープ/オフが繰り返される5日間+スリープ/オフ状態の2日間)にプリンターを使用した場合の消費電力量を想定した値です。本製品のTEC値は、キヤノンが独自に、国際エネルギースタープログラムで規定されるTEC測定手順を用いて算出したものです。

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