日々の基幹業務である日報や帳票の出力は、コストダウンの効果が高い。コスト性能に優れたプリンターを導入すれば、業務効率の改善に大きくつながるだろう。エプソンの『PX-S381L』は、生産性や耐久性、コスト性能など、そういったニーズで要求される性能を兼ね備えた製品だ。印刷速度は24ipm、耐久性は15万ページ、A4の出力コストは1枚あたり約0.6円と、あらゆる面で十分な性能を実現している。
『PX-S381L』は、生産性・耐久性・コスト性能を兼ね備えたA4モノクロインクジェットプリンターだ。ノズルの高密度化とヘッドの進化により、約24ipmの高速印刷を実現。両面印刷においては、新採用の温湿度センサーによる制御で、使用環境下で最適かつ効率の良い出力を可能としている。ウォーミングアップタイムも短く、ファーストプリントは4.8秒と高速。プリント待ちを最小限に抑え、対面業務でも客を待たせずに出力できる。
本体購入時には、大容量のインクパックが同梱される。これ一つで約35,000枚の出力が可能で、手間のかかる交換作業の頻度を下げられる。約15万ページの耐久性もあり、長期間安定して使用できるだろう。そして印刷コストは、A4用紙1枚あたり約0.6円。同社のページプリンターとの比較で約85%のカットを実現しており、長期的なコストダウンをもたらしてくれる。
使用時のサイズは幅425mm、奥行578mm、高さ449mmとコンパクト。Wi-Fi接続に標準対応しているので設置自由度が高く、オフィス内で共有しやすい。2.4GHz帯と5.0GHz帯に両対応しているため、通信の混雑によるトラブルも低減できる。通信機能も豊富で、独自のEpson Connectサーバーを介し、外部からメールや添付ファイルを送信・出力することが可能。専用アプリを利用して、スマートデバイスから出力することもできる。
ユーザビリティも優秀だ。操作パネルは最大75度まで角度を調整できるチルト式で、カウンター下やラック上など、置き場所を問わず最適な位置で操作を行える。メンテナンスも前面から行えるよう配慮されており、快適に運用できるだろう。
型番 | PX-S381L |
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形式 | デスクトップタイプ |
対応OS | Windows® XP※1/Windows Vista®/Windows® 7/ Windows® 8/Windows® 8.1/Windows® 10/ Windows Server® 2003※2/Windows Server® 2003 R2/ Windows Server® 2008/Windows Server® 2008 R2/ Windows Server® 2012/Windows Server® 2012 R2/ Windows Server® 2016 mac OS X 10.6.8~ (最新の対応状況についてはメーカーサイトをご確認ください) |
プリント方式 | PrecisionCore インクジェット方式 |
解像度 | 最高:1,200x2,400dpi※3 |
ファーストプリント時間(A4) | モノクロ:約4.8秒※4 |
動作音 | 動作時:55dB(A) |
インターフェイス | Hi-Speed USB※5 1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T 2.4GHz:IEEE802.11b/g/n※6 5.0GHz:IEEE802.11a/n/ac※6 |
消費電力 | 動作時※7:約23W レディー時:約7W スリープモード時:約1.1W |
外形寸法(W×D×H) | 使用時(A4):425×578×449mm 収納時:425×535×357mm (本体のみ) |
質量 | 約15.1kg(本体のみ、消耗品含む) |
無償保証期間 | 半年間(出張修理) |
※1 Windows® XP(32bit)はSP3以降の対応。Windows® XP(64bit)はSP2以降の対応。
※2 Windows Server® 2003はSP2以降の対応。
※3 最小1/1,200インチのドット間隔で印刷。
※4 ファーストプリント時間(1枚目の印刷時間)の算出条件はメーカーサイトをご確認ください。
※5 Hi-Speed USBでのご使用は、パソコン側でHi-Speed USBに対応している必要があります。また、Hi-Speed USBインターフェイスはUSB完全上位互換なので、USBとして使用可。
※6 無線LANと有線LANを同時に使用することは不可。IEEE802.11nでは2.4GHz帯のみ使用可。
※7 ISO/IEC24712パターン印刷時。