画像はファクス機能付きモデル『PX-M270FT』。大容量エコタンク搭載モデル初のS字形給紙経路の実現により、レーザープリンター同等の設置性と使い勝手を実現

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エプソンの『PX-M270FT』はA4サイズに対応したモノクロ複合機だ。エコタンクを採用することで1枚あたりの印刷コストを約0.4円まで抑えている。大量印刷が必要な業務であれば、大きな印刷コストの削減が期待できる。エコタンクであれば、インク補充の頻度も抑えることができるので、交換の手間も少なくできる。また、インクの購入や管理の手間も抑えられる。

レーザープリンターと比較して消費電力が小さいことはインクジェットプリンターの有利な点のひとつだ。同製品は稼働時と待機時を含めたトータルの消費電力を示すTEC値で0.3kWhを実現している。大量印刷が必要な場合は電力消費量が気になるところだが、同製品を導入することで消費電力量の削減効果も同時に期待できる。

『PX-M270FT』はビジネスに必要な機能が搭載されている。印刷面を下にして排紙するフェイスダウン排紙に対応したことで、複数枚の印刷物を連続して印刷しても、印刷した順番に重なって排紙される。印刷後に並べ替える手間はわずかだが、1日に何度も行っていればその手間は無視できない。同製品を導入すれば、並べ替えの手間から開放される。また、ファーストプリントは約6秒で、自動両面印刷も可能なので、窓口業務などで使用する際でもお客さまを待たせることなく、スムーズに業務を進めることができる。

さらに保険証や免許証の表面と裏面を順番に読み込み、片面にまとめて印刷できる「IDカードコピー」機能が搭載されているので、クリニックや調剤薬局、契約時に身分証の確認が必要な販売店などの業務の効率化も期待できる。なお、ファクスが不要というユーザーにはファクスとADFを搭載していない『PX-M270T』がラインアップされているので、ニーズに合わせて提案していただきたい。