スマホアプリで簡単に印刷できるラベルライター
ブラザー PT-P910BT

ファイルや棚に貼るラベルは手書きで十分と考える人は少なくないが、可読性と複製の容易さではラベルライターが圧倒的に有利だ。スマートフォンから印刷できるならPCは不要だし、使い慣れた入力方法で素早く入力できる。小型のラベルライターであれば、プライスカードの印刷など、現場を確認しながらの作業も容易だ。オリジナル商品を取り扱う店であれば、個性的なラベルやシールを使ったポイントサービスなどにも利用できる。

PCレスで直感的に操作できる翻訳機能で多言語対応も可能
カメラで撮影したものをテキストに自動変換する「テキストスキャン機能」や、対応言語が100以上ある「翻訳機能」を搭載した専用アプリ「P-touch Design&Print 2」に対応
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ブラザーの『PT-P910BT』は、スタイリッシュでコンパクトなラベルライターだ。本体サイズは幅約138mm、奥行き約94mm、高さ約138mmで質量は約1,170gなので、作業する場所に持ち運んで使用できる。バッテリー式なので、電源の無いところでも問題ない。

専用のラベル作成ソフトをダウンロードしてPCでラベルをデザインすることも可能だが、スマートフォンとBluetoothで接続して印刷することが可能だ。

スマートフォン用の専用アプリにはテキストスキャン機能が用意されていて、カメラで撮影した文字を自動でテキスト変換してくれる。翻訳機能も搭載されているので、読み取ったテキストを英語や中国語など100以上の言語に翻訳してラベルを作成することもできる。作業上の注意書きや整理棚のラベリングなど、外国人労働者が多い場合にはぜひ利用したい便利な機能だ。

オフィスの整理から商品ラベルまで、多彩なシーンで活用できる

『PT-P910BT』は幅36mmの幅広のラベルに対応するほか、活用シーンを広げる多彩な機能が搭載されている。360dpiの高解像度なので、イラストなども鮮明に印刷でき、訴求力のある商品ラベルを作ることができる。また、ハーフカット機能を利用すれば、複数枚を連続して印刷しても、1枚1枚が剥がしやすい。パッケージに商品シールを貼る作業の効率化が期待できる。

ホワイトボード用のペンに対応したラベルを使用すれば、ストックボックスの整理も効率的に行える。収納してある物品の名前を印刷しておけば、在庫数を書き換える際に誤って名前まで消してしまうことがない。

また、「テンプレート共有機能」を利用すれば、PCで作成したラベルデータをスマートフォンなどと共有することができる。プライスカードや資産管理ラベルなど、店舗や事業所などが複数ある場合には、ぜひ利用したい機能だ。同製品には店舗やオフィスでの使用を想定した36mmテープも用意されている。製品と合わせて提案していただきたい。

主な仕様
製品名 PT-P910BT
印刷方式 熱転写方式
印刷ヘッド 360dpi
印刷高 最大32.0㎜(36㎜テープ幅使用時)
印刷スピード 最高20㎜/秒
内蔵文字数 OS内蔵
書体 OS内蔵書体+アプリ内蔵書体(PC接続時はPC内蔵書体)
電源 Li-ion充電池(PA-BT-003)※1
オートパワーオフ Li-ion充電池使用時: 操作終了後 約10分
USB接続時: 操作終了後 約1時間
最大消費電力 約25W
インターフェイス Bluetooth Ver5.0 Class1
USB Ver2.0 Full Speed
本体サイズ (W×D×H) 約138×94×138mm
本体質量 約1,170g(Li-ion充電池含む)

※1 付属のUSBケーブル(USBポート[パソコン側] DC5V、0.5A以上 2.0A以下)でパソコンと接続するか、モバイル端末充電時にご使用のUSB-ACアダプターに接続して充電してください。(USB-ACアダプターは同梱されておりません)

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