壁掛け可能な超短焦点のインタラクティブプロジェクター
エプソン EB-1410WT

打合せやプレゼンテーションに今や欠くことのできないプロジェクターだが、より効果的なプレゼンテーションの実現や会議の効率を高めるためには、インタラクティブ機能を搭載したプロジェクターの導入が効果的だ。投影した画面に書き込んだり、書き込んだ内容を保存できるので、効率的な情報伝達が可能になる。ビジネスや文教分野などで、今後、スタンダートになることが期待されるインタラクティブプロジェクターを紹介する。

壁掛け、ボードスタンド、机上用途に応じて設置方法を選択できる
ほぼ真上からの投写によって影ができにくく、眩しさを感じることがないのが特長
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エプソンの『EB-1410WT』は多彩な設置方法に対応した、超短焦点のインタラクティブプロジェクターだ。オプションとして提供されている「壁掛け金具」「ボードスタンド」「テーブル投写金具」を選択することで、用途に応じた設置方法を選択することが可能になる。

壁掛け金具を利用すれば、ほぼ真上から眩しさを感じさせることなく3,100lmの明るい画面を投影することが可能だ。
ボードスタンドを選択すれば、ワイド82型やワイド72型の移動式電子黒板として利用できる。

さらに、机上設置用の金具も用意されているので、広い会議机をスクリーンとして使用することが可能になる。地図や設計図面の検討などでの利用を提案していただきたい機能だ。

PCインタラクティブとホワイトボード2つの機能で情報共有を促進

『EB-1410WT』には、2つのインタラクティブ機能が搭載されている。「PCインタラクティブ機能」は、投影された画面でPCの操作や画面への書き込みが行える機能だ。Windows Vista以降であれば、Microsoft Officeのインク機能を利用可能だ。投影している資料への書き込みやマーキングができるほか、その内容をそのままデータとして保存することもできる。また、PowerPointのスライドショーモードを使用している場合には、「Easy Interacetive Tools」をスライドショー描画ツールとして利用することが可能だ。

もう一つのインタラクティブ機能はPCを接続することなく使用する「ホワイトボード機能」だ。電子黒板として利用できるほか、USBメモリやサーバからデータを読み出して投影することも可能だ。最大で50ページまで記録可能で、PDF形式で保存できるので、議事録の作成などで再利用も可能だ。

ビジネスや文教分野での普及が期待されるインタラクティブプロジェクターの活用をこの機会に提案していただきたい。

主な仕様
型番 EB-1410WT
投影方式 3LCD(三原色液晶シャッター式投映方式)
パネルサイズ 0.59型
画素数 1,280×800
投影レンズ F=1.8、f=3.71mm
輝度 3,100lm
コントラスト比 3,000:1
インターフェース ミニD-Sub15pin×2(入力1/出力1)、RCA、DisplayPort、HDMI、ステレオミニ×4(入力3)、RS-232C端子、USBタイプB、Remote端子、RJ-45端子
スピーカー 10W
消費電力 ノーマル:322W、エコ:231W、ネットワーク監視時:4.6W、待機時:0.2W
外形寸法(W×D×H) 367×375×155mm
質量 約5.6kg

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