スマートフォンやタブレットといったスマートデバイスは、学校や企業で普及が進んでいる。プレゼンテーションや授業の発表に使用する際は、デバイスの映像をプロジェクタで投映できると、より効果的だ。カシオ計算機のプロジェクタ『XJ-UT310WN』ならば、Wi-Fi経由でデバイスの画面を出力できるので、スマートデバイスを用いた授業やプレゼンテーションをスムーズに実現できる。

『XJ-UT310WN』は、小型の短焦点プロジェクタだ。レーザーとLEDのハイブリッド光源の採用により、水銀フリーと3,100ルーメンの高輝度を両立。この光源の恩恵は幅広く、230Wの低消費電力や、色再現性の向上も実現。光源寿命も2万時間と長く、埃による輝度劣化の抑制もあるので、TCOの削減と環境負荷の軽減に大きく貢献してくれる。
短焦点のメリットも大きい。27cmの至近距離から、80型の大画面での投映が可能なため、手狭なスペースでも設置・使用がしやすい。オプションの使用により、壁面取り付けも可能なため、小規模な会議室や教室でも、十分な大きさの画面で投映が可能だ。
スマートフォンやタブレットといった、スマートデバイスとの連携機能も特長の1つだ。デバイスに専用アプリ「C-Assist」を導入することで、Wi-Fi経由でデバイスの画面を投映できる。プロジェクタに接続しているPCをデバイスから操作できたり、デバイスの搭載カメラの映像を投映したり、プロジェクタをデバイスから直接操作できたりと、アプリには多彩な機能が搭載されている。これを利用すれば、アイデア次第で効果的なプレゼンテーションや授業が実現可能だ。たとえば、発表者がPCやプロジェクタの設置場所を気にせず、会場を動き回りながら説明を行ったり、生徒が手元のノートや資料を投映して発表したりと、通常の構成では実現できない手法をとることができる。インターネットブラウザの画面を投映することも可能なので、最新の情報を、逐次資料に添加することもできる。
スマートデバイスと『XJ-UT310WN』を併用した新しいプレゼンテーションの形も含めて、お客様にさまざまな提案をしていただきたい。
型番 | XJ-UT310WN |
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表示素子 | WXGA 0.65型(アスペクト比16:10) 1,024,000画素(1,280×800) |
投映方式 | 1chip DLP方式 |
投映解像度 | 最大:1,920×1,080(HDTV 1080P) |
投映レンズ | 固定焦点 マニュアルフォーカス |
投写距離 | 60型投映時:0.13m 100型投映時:0.4m 最短投映距離:0.06m |
撮影画面サイズ | 50~110型 |
明るさ | 3,100ルーメン(ブライトモード時) |
コントラスト比 | 1,800:1 |
入出力端子 | COMPUTER端子: RGB 15ピン ミニD-Sub×2 、コンポーネント(YCbCr/YPbPr)ビデオ入力端子兼用 MONITOR OUT端子:RGB 15ピン ミニD-Sub×1 HDMI入力端子:HDMI type A 端子×1 HDCP対応、音声信号対応、コンポジット(RCA)ビデオ端子×1、S-ビデオ端子×1 音声端子:RCA端子〔R/L〕×1組、3.5mmステレオミニジャック×2 、3.5mmステレオミニジャック×1 、3.5mmモノラルミニジャック×1 (プラグインパワー方式のマイクには非対応) 制御端子:RS-232C(D-sub 9ピン)×1 有線LAN :RJ-45×1、100BASE-TX/10BASE-T USBホスト:USB type A×1 USBデバイス:USB type B×1 、Micro-USB type B×1 (スタートアップロゴ転送用) |
無線対応 | IEEE 802.11b/g/n準拠 |
スピーカー | 16W×1(モノラル) |
消費電力 | ブライトモード時:230W ノーマルモード時:205W エコモードレベル1:185W エコモードレベル5:110W 待機電力:0.12W(リモートOn機能無効時) |
外形寸法(W×D×H) | 338×333×141mm(突起部・ケーブルカバーを除く) |
質量 | 約5.5kg |