投写面上に専用ペンや指で書き込みができるプロジェクター
エプソン EB-1430WT

エプソンの『EB-1430WT』は、インタラクティブ機能を備えたプロジェクターだ。専用のボードと併用することで、スクリーンへ電子ペンや指で書き込みができるようになり、ホワイトボードのように取り扱うことができる。書き込んだデータは再編集できる形式でUSBメモリーやサーバーに記録できるため、議事録として後々に活かすことも可能だ。PCの画面を投写し、資料画像に書き込みを加えることも可能なので、プレゼンテーションにも役立てられる。

起動するだけで電子黒板のように扱える
従来機より新機能「タッチユニット」にて指でのタッチ操作が可能となった。PCとの接続で、投写画面上からPC操作や書き込みも。
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『EB-1430WT』は、3LCD方式を採用した超短焦点のプロジェクター。3300lmと明るく、室内が明るいままでもくっきりとした映像を投写可能だ。専用のボードと併用することで、デジタルのホワイトボードとして利用できるのが、最大の特長だ。本体の電源を投入するだけで、ホワイトボード機能が起動し、付属の電子ペンや指による操作で、文字や図を書き込めるようになる。また、複合機と連携し、スキャンした紙資料をボードに表示して会議に活用することも可能だ。
ボードのページは50まで増やすことができ、書き込んだ内容は、1つのまとまった議事録ファイルとして保存することが可能。このファイルはサーバーに保存したり、メールで送信したり、プリンターで出力したりと、さまざまな方法で配布できる。ファイルは再編集が可能な形式になっているので、次回の会議に役立てることが可能だ。

PCとの連携により効果的な発表を実現

もちろんプロジェクターとして、PCの画面を投写することも可能だ。PCとはUSB接続だけで連携し、電子ペンによって、スクリーンから直接PCのマウス操作をすることも可能。発表者がPCに触れることなく画面を操作できるため、スムーズな発表ができる。また、ホワイトボードと同様に、電子ペンや指で画面に書き込みをすることも可能。これにより、臨場感とインパクトのあるプレゼンテーションを実現できる。

テレビ会議や音声会議システム環境下では、ネットワーク経由で他拠点とホワイトボードやPCの画面を共有することも可能。複数の拠点で、相互に書き込みや画面の保存ができるため、支社や取引先と強力に連携した会議が行える。
インタラクティブに使えるビジネスプロジェクター『EB-1430WT』を、ぜひプレゼン、会議、文教分野など様々なシーンに提案していただきたい。

主な仕様
型番 EB-1430WT
解像度 WXGA
方式 3LCD(三原色液晶シャッタ式投映方式)
有効光束※1(白の明るさ:lm) 3,300lm
カラー光束※1(カラーの明るさ:lm) 3,300lm
コントラスト比※2 10000:1
液晶パネルサイズ(対角:型) 0.59
液晶パネル画素数(横×縦×枚数) 1,280×800×3
外形寸法(W×D×H) 367×375×155mm
質量 約5.6kg

※1 出荷時における本製品全体の平均的な値を示しており、JIS X 6911: 2003 データプロジェクターの仕様書様式に則って記載しています。測定方法、測定条件については附属書2に基づいています。
※2 オートアイリス使用時。

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