最大3倍の明るさと色域を実現したプロジェクター
エプソン EB-U32

ビジネスでも文教分野でも、プロジェクターは欠くことのできないツールになっている。中でも、メモやノートを取る必要のある会議や授業で使用する場合には、プロジェクターを使用するたびに会場の明かりを消しているのでは、効率が悪い。そこで使用したいのが、高輝度・高コントラスト比のプロジェクターだ。また、ますます高画質・高精細になっていく画像を投写するためには、再現色域の広い機種を選択したい。

カラー光束の向上と色域の拡大で、明るく正確な色を再現できる
WUXGA対応の高解像度プロジェクター。重さ約2.6kgのコンパクトサイズで、持ち運びが容易に。
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エプソンの『EB-U32』は、カラーの明るさと再現できる色域が強化された、3LCD方式のプロジェクターだ。輝度は3,200lmであるが、「全白(白100%)」と「カラー(カラー光束)」の明るさを同等にすることで、同クラス製品の約3倍の明るさを実現している。さらに、色域も約3倍に拡大されているので、画像の正確な色を投写することが可能だ。加えて、コントラスト比は15,000:1で、明るい会議室や教室でもはっきりとした画像を投写できる。

コンパクトな本体の質量は約2.6kgなので、使用するたびに会議室や教室に持ち運ぶ場合でも、問題なく移動できる。また、移動して使用する場合には、セッティングの容易さが重要なポイントになるが、その点にも配慮されている。同製品に搭載された「ピタッと補正」機能を使用することで、スクリーンに対して斜めに設置した場合でも、画面の歪みを自動的に補正してくれる。急な会議の時にも、すぐにプレゼンテーションなどを開始することができる。

最適な輝度と解像度を選択できる、多彩な製品ラインアップ

同社のビジネスユースモデルには、『EB-U32』に加えて、輝度や解像度の異なる多彩な製品がラインアップされている。同製品と輝度が同じモデルには、解像度がWXGA(1,280×800)の『EB-W31』、XGA(1,024×768)の『EB-X31』、SVGA(800×600)の『EB-S31』がある。大きめの会議室などで使用する場合には、より高輝度の3,600lm、XGA(1,024×768)の『EB-X36』がおすすめだ。比較的低輝度でも問題がないのであれば、3,000lmでWXGA(1,280×800)の『EB-W420』や、SVGA(800×600)の『EB-S04』がよいだろう。

ユーザーの使用環境に合わせて、最適なモデルを提案していただきたい。

主な仕様
製品名 EB-U32
解像度 WUXGA
方式 3LCD方式(3原色液晶シャッター式投映方式)
有効光束(白の明るさ:lm)※1 3,200lm※2
カラー光束(カラーの明るさ:lm) 3,200lm※2
コントラスト比 15,000:1※3
液晶パネルサイズ(対角:型) 0.67
液晶パネル画素数(横×縦×枚数) 1,920×1,200×3
色再現性 フルカラー(10億7000万色)※4
本体サイズ(W×D×H)※5 297×244×77mm
質量 約2.6kg
本体保証期間 1年間(代替機お届けサービス)

※1 出荷時における本製品全体の平均的な値を示しており、JIS X 6911: 2003 データプロジェクターの仕様書様式に則って記載しています。測定方法、測定条件については附属書2に基づいています。
※2 ISO21118:2012の基準で測定しています。
※3 オートアイリス使用時。
※4 アナログ入力以外は1677万色フルカラー。
※5 突起部含まず。

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