プロジェクターはプレゼンテーションに必須とも言える製品だが、運用時には設置スペースや焦点距離といった、セッティングが課題となる。リコーの『RICOH PJ WX4152』シリーズは、ミラー反射式の超短焦点プロジェクター。11.7cmで48型、最大で80型の投写が可能で、手狭なスペースでも運用可能。サイズも同カテゴリーでは世界最小かつ最軽量※で、設置場所にも困らない。

『RICOH PJ WX4152』シリーズは、世界最小かつ最軽量※のプロジェクター。インターフェイスの仕様やバンドルソフトの有無が異なる3製品がラインアップされており、各製品ともに、3年保証付きモデルも用意。サイズは幅257mm、奥行き144mm、高さ221mmとコンパクトで、机上投影にも対応。質量も約3kgと軽く、打ち合わせスペースや会議室に持ち込むなど、柔軟な運用が可能だ。
投写部には、独自の自由曲面ミラーを採用しており、本体の背面から投写面まで11.7cmで48型、最大で80型の投写が可能。手狭なスペースでも、最大限のアピールを実現できる。輝度も3,500lmと高く、広い会場での使用にも対応可能だ。
扱いやすさも特長の1つだ。ウィザード方式の簡単な操作で、ネットワーク設定が可能。専用のユーティリティ「QuickProjection」により、直感的な操作でネットワーク投写を実現する。端末は最大で4台まで接続でき、4画面を同時に分割表示したり、1台だけに切り替えたりと、シーンに合わせて表示を調整できる。AndroidやWindows 8.1タブレットのMiracast機能にも対応。専用アプリ不要で、スマートデバイスの画面を、Wi-Fi経由で投写できる。
『RICOH PJ WX4152NI』ならば、電子ペンと専用ソフトを利用した電子黒板機能も利用可能。位置合わせ作業なしのノンキャリブレーションで使用できるため、本体の位置や投写先を変えたあとでもスムーズに利用可能だ。
電源投入後3秒で起動し、シャットダウンも電源コードを抜くだけと、設営や後片付けも簡単。軽快に運用できる点を、お客様にぜひアピールしていただきたい。
※2015年12月現在、同社調べ。
製品名 | RICOH PJ WX4152NI(ネットワーク対応・電子黒板機能搭載) RICOH PJ WX4152N(ネットワーク対応・電子黒板機能非搭載) RICOH PJ WX4152(ネットワーク非対応・電子黒板機能非搭載) |
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方式 | 単板DLP®方式 |
画素数 | 1,024,000画素(1,280×800) |
パネル形状 | サイズ:0.65型 アスペクト比:16:10 |
出力光束(明るさ)※1 | 3,500lm |
コントラスト比※1 | 13,000:1 |
投写画面サイズ | 48~80型 |
投写距離 | 11.7~24.9cm(投写面から本体背面まで) |
光源 | 高圧水銀ランプ(標準モード:250W、エコモード:150W) |
インターフェイス | コンピューター入力:ミニD-sub15pin×1、HDMI®端子×1 ビデオ入力:RCAピンジャック×1 音声入力:3.5Фステレオミニピンジャック×1 音声出力 3.5Фステレオミニピンジャック×1 USB※2:USB mini-B×1(メンテナンス用)※3、USB TYPE A×1 有線LAN※2:RJ45(10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T×1) 無線LAN※2:IEEE 802.11a/b/g/n準拠 |
消費電力 | ■稼働時 標準モード:313W、エコモード:208W ■待機時 【RICOH PJ WX4152NI、RICOH PJ WX4152N】 通常待機モード:0.3W ネットワーク待機モード:1.4W(有線LANのみ)、1.8W(有線/無線LAN) 【RICOH PJ WX4152】 0.3W |
電源 | 100V±10%、50Hz/60Hz |
寸法(W×D×H・突起部含まず) | 257×144×221mm |
質量 | 約3.0kg |
※1 出荷時における本製品の全体的な平均値で、JIS X6911:2003データプロジェクターの仕様書様式に則って記載しており、測定方法・測定条件については、附属書2に基づいています。
※2 RICOH PJ WX4152は非対応
※3 サービスマンによるメンテナンス用として利用。