プロジェクターは使用する会場の規模に合わせて選択するのが理想だ。しかし、導入コストの観点からも、できることなら1台で多様な会場に対応できるようにしたいというのも本音だろう。リコーの『RICOH PJ WXL4540』は、レーザー光源採用の短焦点プロジェクター。約1mの距離から、100インチの大画面投映を可能としている。小型・軽量で運搬しやすく、小規模の会議室から中規模の会場まで、自由に移動して活用できる。

『RICOH PJ WXL4540』は、レーザー光源を採用した短焦点プロジェクター。水銀ランプを一切使用しておらず、環境に負荷をかけずに使用できる。レーザーゆえ光源寿命も長く、約20,000時間もの長期間メンテナンスフリーで運用可能だ。
インターフェイスにはHDMIやVGA、RCAを搭載し、幅広い入力機器を接続できる。最大画素数は1,280×800の1,024,000画素で、投映画面サイズは70〜100型まで対応。投映距離0.78〜1.12mの短焦点モデルのため、約1mの距離からの大画面投映が可能となっている。通常距離のプロジェクターの場合、スクリーンに近い発表時には光が目にあたり、まぶしいという経験は誰しもあるだろう。しかし、同製品なら焦点距離が短いため、スクリーンの傍で発表を行う際も、光が直接登壇者にあたることはない。3,200lmの輝度は中規模の会場でも十分に使用できる明るさで、多様な空間での活用を実現してくれる。
同製品のコンパクトさも特長の一つだ。サイズは幅383mm、奥行き308mm、高さ85mm、質量は約5.5kg。これは3,000lmクラスの製品では、世界最小・最軽量※を誇る。このため、会場間の移動もスマートに行える。起動も速く、電源投入から数秒で最大輝度での投映が可能で、待たせることなく会議や授業を始められる。さらに、防塵構造の採用により、チリやホコリの侵入による故障も防止。チョークの粉が舞う教室や、ホコリの多い店舗などでも安心して使用できる。
3年間の保証が付属する「安心3年モデル」もラインアップ。設置しやすく幅広いシチュエーションに対応し、快適なプレゼンテーションを実現できる『RICOH PJ WXL4540』を、ぜひおすすめいただきたい。
※2016年7月現在、リコー調べ。
型番 |
標準モデル:WXL4540 安心3年モデル:WXL4540Y3M |
---|---|
方式 | 単板DLP方式 |
画素数 | 1,024,000画素(1,280×800) |
パネル形状 |
サイズ:0.65型 アスペクト比16:10 |
出力光束(明るさ)※1 | 3,200lm |
色再現性 | 約10億7,300万色 |
コントラスト比※1 | 13,000:1 |
投写画面サイズ | 70~100型 |
投写距離 | 0.78~1.12m |
RGB対応信号(アナログ、デジタル) |
リアル解像度:WXGA、XGA、SVGA、VGA 圧縮表示:FullHD、UXGA、SXGA |
投写レンズ |
【明るさ:F値】 F: 2.7 【焦点距離:f値】 f:7.15mm 【フォーカス】 手動 |
インターフェイス |
【コンピューター入力】 ミニD-sub 15ピン×1、HDMIタイプA ×2 【コンピューター出力】 ミニD-sub 15ピン×1 【ビデオ入力】 RCAピンジャック×1 【音声入力】 RCAピンジャック(ステレオ)×1、3.5Ф ステレオミニピンジャック×1、マイク×1 【音声出力】 3.5Фステレオミニピンジャック×1 【USB】 Mini-B×1(メンテナンス用) 【RS-232C】 D-sub 9ピン×1(プロジェクター制御用) |
消費電力 | 【稼働時】 標準モード:330W、エコモード:210W 【待機時】 通常待機モード:0.5W以下 |
外形寸法(W×D×H・突起部含まず) | 383×308×85mm |
質量 | 約5.5kg |
本体保証期間 | 1年間無償保証(安心3年モデルは+2年間保守付き) |
※1 JIS X6911:2015データプロジェクターの仕様書様式に則って記載しており、測定方法・測定条件については、附属書に基づいています。