高輝度、高解像度のレーザー光源プロジェクター
リコー RICOH PJ WU5570/X5580

IT機器に限らず、すべての機器の故障は予測できない。予測はできないが、故障が発生すれば、すみやかに修理しなければビジネスが滞ってしまう。そのため、修理・保守にはある程度の予算を見込んでおく必要があるが、予算を消化しきれないこともあれば、不足する事態が生じることもある。それはプロジェクターでも同様だ。しかし、保守サービス付きのプロジェクターであれば、予測不能な故障対応のための予算確保に頭を悩ませる必要はなくなる。

高輝度、高解像度、10Wスピーカー搭載で、幅広いシーンで活用できる
2台の10Wスピーカーを搭載。インターフェイスもHDMI、MHLに対応し、スマートデバイスとの接続も可能。
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リコーの『RICOH PJ WU5570』と『RICOH PJ X5580』は、中規模から大規模の会場に適した高輝度プロジェクターだ。『RICOH PJ WU5570』が輝度5,500lm、1,920×1,200画素、『RICOH PJ X5580』が輝度6,000lm、1,024×768画素である点以外の基本性能はほぼ同等だ。高輝度モデルなので、広い会議室はもちろんのこと、明るいままの環境で使用したい場合などにもおすすめしたいモデルだ。

同製品には2台の10Wスピーカーが搭載されている。動画を使用したプレゼンテーションや授業、プロモーションが増えてきている中、スピーカーを別途用意することなく、映像と音声を活用できるのは嬉しい点だ。また、HDMI入力端子を2系統搭載するほか、MHLにも対応しているので、スマートフォンやタブレット端末との接続も可能だ。さまざまな人が利用する施設であれば、インターフェイスは多彩なほど、利用者の利便性も高まるだろう。

「安心3年モデル」を利用すれば、計画外のコストを抑えることが可能

プロジェクターにも光学ユニットや冷却ファンなどの回転部品をはじめとして、保守点検が必要な部品が使用されている。多くの製品には購入後1年間の無償保証期間があるが、同製品にはさらに2年間の保守サービスが付属した「安心3年モデル」が用意されている。このモデルなら万一の故障の際にも予定外のコストがかかる心配がない。予算が立てやすくなるだけでなく、IT資産の有効活用にもつながる。IT担当者にとっては、二重、三重のメリットがあるモデルだといえる。

プレゼンテーションや授業、打ち合わせだけでなく、プロモーションやデジタルサイネージなど、プロジェクターの活用シーンは広がっている。同製品の導入による効果的なIT投資を提案していただきたい。

主な仕様
製品名 【標準モデル】
RICOH PJ WU5570/RICOH PJ X5580

【安心3年モデル型番】
PJWU5570Y3M/PJX5580Y3M
方式 単板DLP方式
画素数 【RICOH PJ WU5570】
2,304,000画素(1,920×1,200)

【RICOH PJ X5580】
786,432画素(1,024×768)
パネル形状 【サイズ】
RICOH PJ WU5570:0.67型
RICOH PJ X5580:0.70型

【アスペクト比】
RICOH PJ WU5570:16:10
RICOH PJ X5580:4:3
出力光束(明るさ)※1 【RICOH PJ WU5570】
5,500lm

【RICOH PJ X5580】
6,000lm
色再現性 約10億7,300万色
コントラスト比※1 9,000:1
投写画面サイズ 30 ~ 300型
投写距離 【RICOH PJ WU5570】
1.0 ~ 13.8m

【RICOH PJ X5580】
1.0 ~ 13.5m
RGB対応信号(アナログ、デジタル) 【リアル解像度】
RICOH PJ WU5570:WUXGA、FullHD、UXGA、SXGA、WXGA、XGA、SVGA、VGA
RICOH PJ X5580:XGA、SVGA、VGA

【圧縮表示】
RICOH PJ WU5570:-
RICOH PJ X5580:WUXGA、FullHD、UXGA、WXGA、SXGA
投写レンズ 【明るさ:F値】
RICOH PJ WU5570:F: 2.46~3.39
RICOH PJ X5580:F: 2.30~3.45

【焦点距離:f値】
f:17.63~31.36mm

【倍率】
1.8倍

【ズーム】
手動

【フォーカス】
手動

【レンズシフト】
RICOH PJ WU5570:垂直:最大+0.2V 水平:最大-0.14~+0.14H
RICOH PJ X5580:垂直:最大+0.1V 水平:最大-0.14~+0.14H
インターフェイス 【コンピューター入力】
ミニD-sub 15 ピン×2、HDMI タイプA /MHL×1、HDMI タイプA ×1、DisplayPort ×1

【コンピューター出力】
ミニD-sub 15 ピン×1

【ビデオ入力】
RCAピンジャック×1、S-VIDEO端子ミニDIN-4ピン×1

【音声入力】
RCAピンジャック(ステレオ)×1、3.5Фステレオミニピンジャック×2、マイク×1

【音声出力】
3.5Фステレオミニピンジャック×1

【USB】
Mini-B ×1(メンテナンス用)※2

【有線LAN】
RJ45(10Base-T/100Base-TX)×1

【RS232C】
D-sub 9 ピン ×1(プロジェクター制御用)
消費電力 【稼動時】
標準モード:450W、エコモード:360W

【待機時】
通常待機モード:0.5W以下
電源 100V、50Hz/60Hz
内蔵スピーカー 10W×2
寸法(W×D×H・突起部含まず) 424×356×150mm
質量 約6.4kg
本体保証期間※3 1年間無償保証(安心3年モデルは+2年間保守付き)

※1 JIS X6911:2015データプロジェクターの仕様書様式に則って記載しており、測定方法・測定条件については、附属書に基づいています。
※2 サービスマンによるメンテナンス用として利用。
※3 ランプ、フィルターは消耗品となるため、本体保証期間の対象とはなりません。

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