写真は『EB-L1500U』。輝度最大12,000lmを実現した常設向けプロジェクター。電源ONから約7秒で投影が可能で、使いたいときにすぐ使える。

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エプソンの『EB-L1000』シリーズはレーザー光源を採用した常設タイプの高輝度プロジェクターだ。輝度は6,000lm、8,000lm、12,000lmの3モデルがラインアップされている。解像度はいずれのモデルもフルハイビジョン以上のWUXGA（1,920×1,200）で、1画素を斜めに0.5画素シフトさせて投影することで、4K相当の解像度を実現する4Kエンハンスメントテクノロジーに対応している。3LCD方式の採用により、白色とカラーが同じ輝度の鮮明な画像を投影できる。さらに、X線やCTスキャンなどのグレースケールの医療用イメージの再現に適した「DICOM SIMモード」を搭載。医学部の大講義室や医学系学会が開催されるホールには同製品をおすすめしたい。※

また、レーザー光源に加えて、無機素材でできた蛍光体と無機LCDパネルを搭載することで、ただ明るいだけでなく、暗部の階調を微細に表現する高コントラストを実現。無機素材の採用は、20,000時間のメンテナンスフリーも可能にし、アクセス性が低い場所に設置する場合でも安心だ。

※同製品は医療機器ではないため、実際の医学の診断に使用できません。

同製品には、天吊金具や多彩なオプションレンズが用意されているので、さまざまな場所から希望する位置に投影することが可能だ。プロジェクターの設置場所に制限があり、これまで使用できなかった場所でも、同製品であれば投影の可能性を広げることができる。例えば、投影距離が1mしかない場合でも134型の大画面投影が可能なほか、天井や床への投影、縦長の投影も可能だ。

さらに、複数台のプロジェクターで1つの大画面を投影するマルチプロジェクション機能にも対応している。セッティング時の補正も自動で行われるので、設置時の調整にも時間がかからない。同製品は1台で柱などのコーナーに合わせて投影することも可能なので、イベントやプロモーションなどでの活用をぜひ提案していただきたい。