会議を進化させるインタラクティブプロジェクター
エプソン EB-1460UT/EB-1440UT

対面のコミュニケーションは重要だが、複数拠点でビジネスを行っている場合には、移動にかかるコストは無視できない。グループウェアやチャットツールなどを利用する方法もあるが、活発な議論を期待するなら、遠隔会議を活用したい。とはいえ、ビデオ会議などでは、ホワイトボードに書き込みながら議論するといったライブ感のある会議は実現しにくい。そこで注目したいのがインタラクティブ機能を搭載したプロジェクターだ。

最大15台でホワイトボード画面を共有。複数拠点での会議やセミナーを実現
写真は『EB-1460UT』。インタラクティブ機能と超短焦点による設置のしやすさが魅力。最大50台のPC・タブレットへの画面配信が可能に。
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エプソンの『EB-1460UT』と『EB-1440UT』は、インタラクティブ機能を搭載した超短焦点プロジェクターだ。スクリーンのほぼ真上から投写することができるので、設置場所を取らずに100型の大画面に4,400lm(EB-1460UT)/3,800lm(EB-1440UT)の高輝度で、WUXGAの高精細の画像を投写できる。最大50台までのPC・スマートフォン・タブレットでの画面共有や、PCから投写画面を遠隔操作できるなど、多彩な機器との連携が可能だ。

注目したいのは、投写した画面をホワイトボードとして活用できるインタラクティブ機能。専用ペンを使うことで、画面への書き込みができ、画面の保存も可能だ。加えて、最大で15台までの同製品で、画面の共有が可能に。複数拠点でビデオ会議を行う際でも、双方向のコミュニケーションが可能なので、スムーズで活発な会議を実現できる。複数拠点から関係者が一か所に集まって会議を行うための移動にかかっていた時間やコストは、同製品を導入することで大幅に削減することができる。また、地方都市であれば、貸会議室に同製品を装備することで、会議室の差別化と付加価値の向上を図れるだろう。

超短焦点とインタラクティブ機能が、プロジェクターのスタンダードに

『EB-1460UT』と『EB-1440UT』は、超短焦点・ホワイトボード機能搭載モデルだが、同シリーズには異なる用途に合わせたモデルが用意されている。『EB-696UT』『EB-695WT』『EB-685WT』は超短焦点で電子黒板機能を搭載したモデルだ。3,500lm以上の高輝度で、明るい教室でも鮮明な画像を投写できる。また、『EB-685W』『EB-680』は、インタラクティブ機能を非搭載の超短焦点モデル。インフォメーションやプロモーションなどの用途には、このモデルが適しているだろう。

設置の自由度が高い超短焦点プロジェクターの活用シーンは幅広い。用途に合わせて最適なモデルを提案していただきたい。

主な仕様
型番 EB-1460UT(4,400lm)
EB-1440UT(3,800lm)
解像度 WUXGA
方式 3LCD方式(3原色液晶シャッター式投映方式)
有効光束※1※2(白の明るさ:lm) 【EB-1460UT】
4,400lm

【EB-1440UT】
3,800lm
カラー光束※3(カラーの明るさ:lm) 【EB-1460UT】
4,400lm

【EB-1440UT】
3,800lm
コントラスト比 16,000:1※4
液晶パネルサイズ(対角:型) 0.67
液晶パネル画素数(横×縦×枚数) 1,920×1,200×3
色再現性 フルカラー(10億7,000万色)※5
本体サイズ(W×D×H)※6 474×447×130mm
質量 【EB-1460UT】
約8.5kg

【EB-1440UT】
約8.4kg
電源 AC 100~120V/200~240V ±10% 50/60Hz
スピーカー 16W
消費電力(W)ノーマル/エコ 【EB-1460UT】
520/430

【EB-1440UT】
425/351
保証期間 1年間(代替機お届けサービス)

※1 出荷時における本製品全体の平均的な値を示しており、JIS X 6911: 2003 データプロジェクターの仕様書様式に則って記載しています。測定方法、測定条件については附属書2に基づいています。

※2 ISO21118:2012の基準で測定しています。

※3 SIDにて規格化されたIDMS(International Display Measurement Standard)15.4に従って、測定しています。

※4 オートアイリス使用時。

※5 アナログ入力以外は1,677万色フルカラー。

※6 突起部含まず。

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