写真は『RICOH Interactive Whiteboard D6510』。前身機から拡張した豊富なインターフェイスを搭載した電子黒板。新たにBluetooth機能も搭載され、マイクやスピーカーとも連携して活用できる。※スタンドは別売です。

写真拡大

『D6510』と『D5520』は、リコーの電子黒板用タッチディスプレイ「RICOH Interactive Whiteboard」の新モデル。2モデルの違いは画面サイズで、それぞれ65インチ／55インチ。PCやタブレット、書画カメラなどを接続すると内蔵アプリが起動し、専用ソフトをインストールすることなく、映した画面に直接書き込むことができる。PCとはネットワーク経由でも接続でき、電子黒板側からのPC操作も可能となっている。

今回の新モデルでは、インターフェイスが大幅に拡張。USBポートが従来の1基から8基へと増え、バスパワー給電にも対応。さらにBluetoothにも対応したことで、対応のスピーカーやマイクと組み合わせて運用することができる。書き込みの際には、なめらかな書き心地を実現する専用ペンを使用。加えて、汎用のタッチペンや指での書き込みも可能となっているので、発表の参加者が多い場合でも柔軟に対応できる。

書き込みの内容はPDF形式でUSBメモリーやネットワークフォルダへ保存、電子黒板上での再編集も可能と、自由に運用できる。指定したメールアドレスやプリンターへ直接送信し、出力することも可能だ。また、電子黒板同士で書き込み内容を共有するなど、ネットワーク機能も充実。国内外で最大20台まで接続可能だ。Skype for Businessなどのテレビ会議システムと連携して、離れた拠点と音声や映像、資料まで共有できる。

セキュリティも万全で、書き込まれたデータは電源オフ時に自動で消去。保存ファイルも暗号化され、送受信できるメールアドレスを制限するなど、企業ポリシーに合わせた設定ができる。単体でも高機能を十分に活用でき、ネットワークによる連携でさらに多彩な運用ができるリコーのディスプレイを、ぜひおすすめいただきたい。