プレゼンテーションに必須のツールとなったプロジェクターは、コンパクトなモデルでも高機能な製品が増えてきている。以前までの高輝度、高解像度のプロジェクターは大きく、重くなりがちだったが、エプソンの『EB-2247U』のようにコンパクトなモデルであれば、持ち運びも苦にならない。高輝度であれば大小さまざまな広さの会議室で使うこともできるので、効率的に活用できる。
『EB-2247U』は、持ち運びできるサイズながらも、高輝度・高解像度を実現したビジネスプロジェクターだ。本体サイズは幅309mm、奥行き282mm、高さ90mm、質量は約3.2kgとコンパクトなので、使用するたびに持ち運んでも大きな負担にならない。複数の会議室を一台でまかなうことができる。
輝度は4,200lmを実現し、大きな会議室でもストレスなく使用できる。解像度はWUXGA(1,920×1,200)なので、フルハイビジョン以上の解像度で映像を投写可能だ。特に輝度については、同社独自の3LCD方式を採用し、他の主要な方式と比べると最大3倍の明るさを実現。色域についても同じく3倍の広範囲により、より正確な色の再現を可能にしている。
暗く、不鮮明な画像では、大画面に投射しても十分に情報を伝えることができないだけでなく、オーディエンスのストレスにもなる。同製品をビジネスや授業などに使用すれば、効果的なプレゼンテーションが可能になる。
『EB-2247U』は、スマートフォンやタブレット端末との接続機能も強化されている。提供アプリ「Epson iProjection」を使えば、投写画面に表示されるQRコードをスマートフォンやタブレット端末で読み取ることで、簡単に無線接続することができる。カメラで映した映像をリアルタイムで投写することも可能なので、書画カメラ的な使い方もできる。また、Android端末であれば、MHL対応のケーブルで接続することも可能だ。
同製品を含む多機能パワーモデルには、輝度が同じで解像度がWXGAの『EB-2142W』、輝度4.400lmで解像度がXGAの『EB-2042』もラインアップされている。使用する環境に合わせた製品を提案していただきたい。
型番 | EB-2247U |
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解像度 | WUXGA |
方式 | 3LCD方式(3原色液晶シャッター式投映方式) |
有効光束(白の明るさ:lm)※1、※2 | 4,200lm |
カラー光束(カラーの明るさ:lm)※3 | 4,200lm |
コントラスト比 | 15,000:1※4 |
色再現性 | フルカラー(10億7000万色)※5 |
液晶パネルサイズ(対角:型) | 0.67 |
液晶パネル画素数(横×縦×枚数) | 1,920×1,200×3 |
投写レンズ | 【明るさ:F】 1.5~1.9 【焦点距離:f(mm)】 20.3~32.5 【倍率】 1.6 【ズーム】 手動 【フォーカス】 手動 |
映像入出力端子 | 【IN】 ミニD-Sub 15pin×2、RCA×1、HDMI/MHL×1、HDMI×1 【OUT】 ミニD-Sub 15pin×1 |
動作温度 | 5~35℃ |
電源 | AC 100〜120V/200〜240V ±10% 50/60Hz |
消費電力(ノーマル/エコ) | 350W/237W |
外形寸法(W×D×H、突起部含まず) | 309×282×90mm |
質量 | 約3.2kg |
※1 出荷時における本製品全体の平均的な値を示しており、JIS X 6911: 2003 データプロジェクターの仕様書様式に則って記載しています。測定方法、測定条件については附属書2に基づいています。
※2 ISO21118:2012の基準で測定しています。
※3 SIDにて規格化されたIDMS(International Display Measurements Standard)15.4に従って、測定しています。
※4 オートアイリス使用時。
※5 アナログ入力以外は1,677万色フルカラー。
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