省スペースでスマートに大画面投影できる超短焦点プロジェクター
リコー PJ WUC4650

プロジェクターを活用してプレゼンテーションを行ううえでは、広いロケーションが理想だが、打ち合わせスペースや小会議室で行いたいケースも多い。
そのためにはリコーの『PJ WUC4650』のような超短焦点プロジェクターが有用だ。約75cmの短距離から最大で130インチの投影が可能で、スペースを有効に利用できる。セッティングも容易で、スマートにプレゼンテーションを進められる。

自由な設置で、大画面をスマートに実現
プロジェクターを設置する時にテストパターン(グリッド等)を表示可能。撮影映像の位置、サイズや映り具合を、映像機器を接続せずにプロジェクター単独で確認できる
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『PJ WUC4650』は、LED光源採用のプロジェクター。超至近距離から大画面を投影できる、超短焦点レンズが大きな特長だ。投影距離は8cmから46.9cmまでと、ごくわずか(投影面から本体背面まで)。それでいて、70型から130型までのスケールに対応できる。このため、省スペースでインパクトの高いプレゼンテーションが可能だ。輝度が3,600lmと明るく、大会場でも十分な投影を確保できる点もメリットだ。最大表示解像度は1,920×1,200ピクセル、アスペクト比16:10。高精細な画像や資料も鮮明に映し出すことができる。

LED光源ゆえ、起動の速さも実現。必要なシーンですぐに使用でき、クールダウンも不要なので、電源を落としたあともすぐに再起動できる。

投影の調整機能も充実しており、手動でレンズの位置を動かすことで、投影位置を上下左右に移動可能。ほかにも、投影画像の頂点位置を変動し、スクリーンの四隅に投影画像を合わせられる4点補正を搭載している。投影サイズの調整には、1.05倍の光学ズームを使用。画質を劣化させることなく、セッティングの自由度を高めることを可能としている。

低電力で運用でき、省エネにも貢献

LED光源の採用は、省エネ性能にも貢献している。稼働中の消費電力は標準モードで442W、エコモードでは307W。待機時は0.5W以下まで抑えられる。

光源は20,000時間メンテナンスフリーで、メンテナンスの手間とコストを削減可能。会議中に突然ランプが切れる心配もない。そして水銀レスゆえ、環境負荷の低減にも寄与してくれる。なお、画素数1,1280×800、明るさ4,000lmの『WXC4660』も同時に発売されている。

主な仕様
製品名 PJ WUC4650
対応OS 【プロジェクター管理ユーティリティー】
Windows Vista®(SP2以降)(Ultimate/ Bussiness/Home Premium/Home Basic)
Windows® 7(Ultimate/Enterprise/Professional/Home Premium)
Windows® 8
Windows® 8(Pro/Enterprise)
Windows® 8.1
Windows® 10(Home/Pro/Enterprise/Education)
Windows Server™ 2008/2008R2
方式 液晶透過型3板式
画素数 2,304,000画素(1,920×1,200)
パネル形状 サイズ:0.76型
アスペクト比:16:10
出力光束(明るさ) 3,600lm※1
色再現性 約10億7,300万色
コントラスト比 50,000:1※1
投写画面サイズ 70-130型
投写距離 8.0~46.9cm(投写面から本体背面まで)
寸法(W×D×H) 425×449×151mm(突起部含まず)
質量 約10.9kg
消費電力 【稼動時】
標準モード:442W
エコモード:307W

【待機時】
通常待機モード:0.5W以下
電源 100V、50Hz/60Hz

※1  出荷時における本製品の全体的な平均値で、JIS X6911:2015データプロジェクターの仕様書様式に則って記載しており、測定方法・測定条件については、附属書に基づいています。

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