プロジェクターは、打ち合わせやプレゼンテーションの場での必須アイテム。ゆえに、打ち合わせスペースや会議室など、必要に応じて運搬し使用できると便利だ。リコーの『RICOH PJ WUL5860』は、重量5kgと運搬しやすく、こうしたニーズに対応できる製品だ。4,000lmの中輝度で、表示解像度もWUXGA対応と性能も申し分なく、幅広い場面で活躍してくれるだろう。
『RICOH PJ WUL5860』は、レーザー光源を採用したプロジェクターだ。輝度は中輝度の4,000lmだが、高輝度レーザー光源が採用されているため明るく、中規模の会場での使用に向いている。色の再現性は約10億7300万色、コントラスト比は100,000:1と、鮮明な映像を実現可能。最大表示解像度もWUXGA(1,920×1,200ピクセル)と、高精度な投影が可能で、ソースが4Kでも圧縮表示できる。
幅337mm、奥行265mm、の、コンパクト設計も特長の一つ。同社の上位機種に比べ、設置面積が約52%に抑えられている。質量も5kgと軽く、このクラスのプロジェクターとしては運搬が容易。打ち合わせスペースや会議室などに、必要に応じて持ち込むといった運用が十分可能となっている。
加えて、「上下左右360度チルトフリー」「ポートレート投影」機能により、上下左右どの角度でも投影が可能。天井や床、壁などへ投影できる。さらに、「ダイヤル式レンズシフト」機能により、本体を移動することなく投影位置を上下方向に調整可能。柔軟な設置性により、移動時にもセッティングしやすい。
PJLink®によるネットワーク管理にも対応している。これはJBMIA(一般社団法人ビジネス機械・情報システム産業協会)の定める統一規格で、プロジェクターやディスプレイを操作・管理するもの。例えば、ネットワーク経由で社内端末からプロジェクターの設定が可能となる。また、「Crestron Connected」や「AMX Device Discovery」、「Extron」といったツールも使用でき、システムからのプロジェクター本体の操作や監視も可能となっている。
同系統の製品として、最大表示解像度がWXGA(1,280×800ピクセル)、輝度が4,700lmと異なる「RICOH PJ WXL5860」もラインアップ。お客様の環境に合わせて、最適な製品をご提案いただきたい。
製品名 | RICOH PJ WUL5860 |
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対応OS | 【プロジェクター管理ユーティリティー】 Windows® 8.1 Windows®10(Home/Pro/Enterprise/Education) Windows® Server™ 2008/2008R2 |
方式 | 単板DLP®方式 |
画素数 | 2,304,000画素(1,920×1,200) |
パネル形状 | サイズ:0.48型 アスペクト比:16:10 |
出力光束(明るさ) | 4,000lm※1 |
色再現性 | 約10億7300万色 |
コントラスト比 | 100,000:1※1 |
投写画面サイズ | 29~303型 |
投写距離 | 1.0~7.2m |
消費電力 | 【稼動時】 標準モード:300W エコモード:230W 【待機時】 通常待機モード:0.4W以下 |
電源 | 100V、50Hz/60Hz |
寸法(W×D×H) | 337×265×108mm(突起部含まず) |
質量 | 約5.0kg |
※1 出荷時における本製品の全体的な平均値で、JIS X6911:2015データプロジェクターの仕様書様式に則って記載しており、測定方法・測定条件については、附属書に基づいています