360度チルトフリーの高輝度レーザー光源プロジェクター
リコー RICOH PJ WUL5970

会議室や教室、インフォメーションやサイネージなど、プロジェクターの活用シーンは広がっている。それに伴いプロジェクターには高輝度、高精細はもちろん、メンテナンスフリー性能などもこれまで以上に求められることになる。明るい場所で使用したい、メンテナンスが簡単にできない場所に設置したいなど、多様化するニーズに対応できるメンテナンスフリー、チルトフリーのプロジェクターを提案していただきたい。

鮮やかな映像とメンテナンスフリーを実現
高輝度レーザー光源採用とフルHDを超える1,920×1,200ドットの解像度により色再現性が高く、電源を入れてすぐに映像の細部まで鮮明に投影できる
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リコーの『RICOH PJ WUL5970』は、新しい光源を採用したスタンダードモデルの高輝度タイププロジェクターだ。水銀ランプ光源に代わりレーザー光源を採用したことで、速やかな起動と約20,000時間交換不要というメンテナンスフリーを実現した。天井や高所など、簡単にアクセスしにくい場所に設置する場合でも安心して使用できる。

また、輝度は5,500lmで解像度はWUXGA(1,920×1,200)なので、大画面を投影したい場合や、明るい場所で使用する場合でも、はっきりとした色再現性の高い映像を投影できる。

上下方向360度チルトフリーがプロジェクターの活用シーンを広げる

『RICOH PJ WUL5970』の特長として、上下方向360度チルトフリーに対応している点もチェックしておきたい。上下方向のどの角度でも投影できるので、一般的な机などの上に置いて投影したり、天井から吊り下げて投影したりする以外の設置が可能だ。レンズを真上に向ければ天井をスクリーンとして、真下に向ければ床をスクリーンとして、映像を投影できる。公共施設や大型商業施設、観光地やイベントなどでのインフォメーションやプロモーション用途への利用など、設置の自由度が高いので、多彩なシーンで活用できる。

また、LANケーブルにより映像信号を伝送する「HDBeseT™」に対応しており、配線工事の簡略化が可能な点も設置の自由度を高める要因になっている。さらに、「PJLink®」によりネットワーク上にあるプロジェクターの設定が可能で、「Crestron Connected™」や「Extron®」に対応しているため、システムによるプロジェクターの操作や監視も可能となっている。複数台のプロジェクターを使用する際に利用すれば、効率的な運用管理を実現できる。

主な仕様
製品名 RICOH PJ WUL5970
対応OS 【プロジェクター管理ユーティリティー】
Windows®8.1
Windows®10(Home/Pro/Enterprise/Education)
Windows®Server™ 2008/2008R2
方式 単板DLP®方式
画素数 2,304,000画素(1,920×1,200)
パネル形状 【サイズ】
0.48型

【アスペクト比】
16:10
出力光束(明るさ)※1 5,500lm
色再現性 約10億7300万色
コントラスト比※1 2,500,000:1
投写画面サイズ 60~300型
投写距離 1.75~9.34m
消費電力 【稼動時】
標準モード:470W
エコモード:350W

【待機時】
通常待機モード:0.4W以下
電源 100V、50Hz/60Hz
寸法(W×D×H・突起部含まず) 450×381×132mm
質量 約7.8kg
本体保証期間※2 3年間無償保証

※1 出荷時における本製品の全体的な平均値で、JIS X6911:2015データプロジェクターの仕様書様式に則って記載しており、測定方法・測定条件については、附属書に基づいています。

※2 天吊り・壁掛け設置の場合、機械の上げ下ろし作業は別途、個別のお見積となります。

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