写真は『CR1000-02-B14』。カメラのほかにも、レコーダーやマウスなども付属。別途PCを用意する必要がないので、導入コストを抑えることが可能だ。

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バッファローの『CR1000』シリーズは、小規模店舗・オフィス向け監視システム「Surcam（サーカム）」にラインアップされた監視カメラシステムだ。2台のカメラからなる『CR1000-02-B12』と、4台のカメラからなる『CR1000-02-B14』があり、カメラ台数以外の基本仕様は同等だ。

最大の特長は、導入・運用が容易な点だ。カメラを必要な場所に設置し、LANケーブルでレコーダーと接続する。PoE対応なので、カメラ用の電源を確保する必要はない。カメラのほかには、レコーダーにディスプレイと付属のマウス、電源を接続すれば、すぐに運用を開始できる。別途PCを用意する必要がないので、導入コストを抑えることが可能だ。カメラで監視することと、撮影することに機能が特化されており、インターフェイスは直感的で、専門知識がなくとも操作できる。誰でも操作できるので、担当者を決める必要がなく、柔軟な運用が可能だ。

同製品のカメラは、フルハイビジョンの2倍に相当する400万画素の高解像度に対応し、16m先の人物の顔を見分けることが可能だ。また、赤外線照射による最大8mまでの撮影が可能なので、夜間でも鮮明な画像を撮影できる。さらにIP66に準拠した防水・防塵仕様なので、屋外で使用することもできる。公園や校庭、中庭といった台風などの激しい風雨に曝される場所にも設置できるので、幅広いシーンで活用することが可能だ。

レコーダーには2TBのHDDが搭載されており、設置したカメラの映像を最大で40日間まで保存することができる。撮影中は最大4台のカメラの映像を1台のディスプレイに表示することができ、録画映像を確認する際は、撮影日時やカメラを選択して再生することが可能だ。オフィス、店舗、公共空間や集合住宅の共用部分、教育や医療分野など、監視カメラのニーズにあわせて提案していただきたい。