営業車を運用するうえで、事故やトラブルのリスクには留意しておきたい。責任の所在を明確にするために、また、あらぬ疑いをかけられないように、一部始終を録画できる機器を備えておくと便利だ。エレコムのドライブレコーダー『LVR-HDR230F』と『LVR-HDR235F』は、操作しやすい3.5インチタッチパネルを搭載。視野角も広く、広範囲での撮影を実現している。予備のバッテリーには「スーパーキャパシタ」を採用しており、有事の際も確実に映像を記録することが可能だ。
『LVR-HDR230F』と『LVR-HDR235F』は、3.5インチのタッチパネル式液晶ディスプレイを備えたドライブレコーダー。タッチパネルにより直感的に操作でき、録画した映像をその場ですぐに再生できる。カメラには200万画素のCMOSセンサーを搭載し、水平110度、垂直62度、対角130度の広範囲での撮影が可能。解像度はフルHDに対応し、内蔵マイクで事故前後の車内での会話も録音できる。レンズもF値2.0と明るく夜間撮影にも対応と、状況を鮮明かつ詳細に記録することが可能だ。
本体には衝撃を検知する「Gセンサー」を内蔵。衝撃を検知すると、検知前の10秒間と、検知後の15〜30秒間の映像を自動的にイベントファイルとして保存する。不意の事故の際にも、確実に記録することが可能だ。また、事故により車載バッテリーから電力が供給されないようなケースでも、内蔵の予備バッテリー「スーパーキャパシタ」で動作することが可能。内部で蓄積していた電力により、撮影を継続できる。電源もコンデンサータイプで、リチウムバッテリーのような発火の危険性もない。さらに、長寿命でデータ消失の心配もなく、安全に長期間運用することができる。
『LVR-HDR230F』はアクセサリーソケットに接続するだけで給電できるシガーチャージャーを採用。このため本体のスイッチだけでなく、エンジンのオン/オフに連動して録画を開始/終了することが可能となっている。また、『LVR-HDR235F』は車両のバッテリーに接続できる電源直結タイプで、こちらはエンジン停止時でも衝撃を検知し記録できる駐車監視モードや、付近の不審者を記録する動体検知機能も利用可能。車から離れたときでも事故や盗難への対策を行うことができる。
2モデルとも16GBのmicroSDカードが付属し、導入後すぐに使用可能。営業車の運用におけるトラブル回避のため、ドライブレコーダーの活用をぜひおすすめいただきたい。
型番 | LVR-HDR230F(法人向け:シガーチャージャーモデル) LVR-HDR235F(法人向け:電源直結モデル) |
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対応OS(PC) | Windows 10、8.1、7 |
電源電圧 | DC+12V/24V |
消費電力(12V時) | 300mA |
撮像素子 | CMOS 200万画素 |
画角 | 対角130°(水平110°/垂直62.5°) |
画面サイズ | 3.5インチ タッチパネル式フルカラーTFT液晶 |
記録メモリー | microSDHCカード Class10以上(4~32GB) |
記録方式 | 常時録画+イベント録画 |
記録ファイル形式 | AVI(H.264) |
記録解像度 | 1,920×1,080 (1,080p) |
フレームレート | 30fps |
Gセンサー | 対応(5段階) |
GPS | 対応 |
音声録音 | 対応(ON/OFF設定可能) |
動作温度 | 0~60℃ |
外形寸法(W×D×H) | 105.0×35.5×74.0mm (突起部除く)※1 |
質量 | 約114g(本体のみ) |
保証期間 | 1年(消耗品を除く) |
※ 仕様は予告なく変更する事がありますので、あらかじめご了承ください。
※1 取付ブラケット装着時:高さ130mm