直径わずか9cmのドーム型ネットワークカメラ
VIVOTEK FD8166A-N

さまざまなシーンで安全安心が求められる現代では、ネットワークカメラは重要なインフラになりつつある。公共の場や小売店などでの利用に加え、学校や介護施設、生産ラインなど、その適用範囲は幅広い。そのため、設置しやすく、簡単に運用できるネットワークカメラのニーズが高まっている。小型でPoE対応であれば場所を選ばずに設置できる。監視ソリューションなども用意されていれば、運用にも手間がかからない。

設置しやすいデザインと大きさ。高画質撮影を実現する技術を搭載
直径わずか9cmの超小型固定ドームネットワークカメラ。Smart IRの利用により最大6メートルまでの赤外線照射が可能
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VIVOTEKの『FD8166A-N』は、超小型のネットワークカメラだ。スタイリッシュなドーム型の筐体は、ロビーや待合室、オフィス、学校や病院など、どのような場所にも違和感なく設置できるだろう。ドームの直径が9cm、本体高さは5cm、質量は144gと小型軽量なので、設置場所を選ぶことがない。加えてPoEに対応しているので、設置に必要なのはLANケーブルのみで、電源を確保する必要がないのも嬉しい点だ。

カメラには2メガピクセルのCMOSセンサーを採用し、1,920×1,080画素、30fpsでの撮影が可能だ。さらに、低照度でも鮮明に撮影できるSNV(Supreme NightVisibillty)機能と高コントラスト環境下でもはっきり撮影できるWDRエンハンス機能が搭載されているので、重要なシーンもしっかりと記録できる。

同製品をガラス張りの玄関ホールなどに設置する場合には、外光により逆光で撮影しなければならない場合もあるが、WDRエンハンス機能を使えば、白飛びやつぶれのない撮影が可能だ。また、Smart IRを利用しているので、赤外線撮影でも鮮明な画像を記録することができる。

運用をサポートする便利なソリューションを提供

『FD8166A-N』には、運用をサポートするソリューションが提供されているので、設置後は手間をかけずに運用できる点も強調しておきたい。VIVOTEKは、最大で32cnまでを無償で使用できる「VMS VAST」を提供している。カメラの制御や撮影した画像の検索などが簡単に行える。バックアップなども行えるので、複数台のカメラを設置しても効率的な運用が可能だ。

さらに、ビデオストリーミングサービス「Smart Stream II」に対応しているので、同サービスを利用すれば、画質を低下させることなく、ネットワーク帯域とストレージ領域を50%削減することが可能だ。ネットワークカメラの導入時に見落とされがちな、帯域とストレージの対応についても、合わせて提案していただきたい。

主な仕様
製品名 VIVOTEK FD8166A-N 2MP ドーム型ネットワークカメラ
OS Microsoft Windows Vista/7/8
ブラウザー Mozilla Firefox 7~43 (ストリームのみ)、
Internet Explorer 7/8/9/10/11
その他・再生プレーヤー VLC: 1.1.11以上、QuickTime: 7以上
CPU Multimedia SoC (System-on-Chip)
Flash/RAM Flash 128MB RAM 256MB
内蔵ストレージ MicroSD/SDHC/SDXCカードスロット、
Seamless Recording対応
接続数 同時に10クライアントまで接続して視聴可能
対応プロトコル IPv4, IPv6, TCP/IP, HTTP, HTTPS, UPnP, RTSP/RTP/RTCP, IGMP, SMTP, FTP, DHCP, NTP, DNS, DDNS, PPPoE, CoS, QoS, SNMP, 802.1X, UDP, ICMP, ARP, SSL, TLS
電源入力/消費電力 IEEE 802.3af PoE Class 1 / 最大3W
サイズ 90mm直径×50mm
重量 144g
保証期間 2年

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