高耐久性と手厚いサービスでデータを守る外付けHDD
アイ・オー・データ機器 ZHD-UTXシリーズ

バックアップ用途のHDDには、信頼性の高い製品を選びたいところだ。アイ・オー・データ機器の『ZHD-UTX』シリーズは、そういった用途に最適なサポートを備えている。信頼性の高い「WD Red」を採用し、ドライブを含め長期3年保証を受けられるほか、稼動状態をネットワーク経由で監視するクラウド管理機能「NarSuS」を無料で利用できる。さらにトラブル発生時に専門スタッフに対応してもらえる保守サービスもあり、安心して利用できる。

ソフトとハードとサービスの3つの柱でデータと製品を保守
写真は『HDL-Z2WLC2』シリーズ。長期3年保証、クラウドサービス「NarSus」、有償保守サービス「アイオー・セーフティ・サービス(ISS)」の『3つの安心』でサポート。
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『ZHD-UTX』シリーズは、USB3.0とeSATA接続対応の外付けHDD。容量が3、4、6TBと異なる3モデルがラインアップされており、ハード、ソフト、サービスの3つの面からデータを安全に運用するための工夫がなされている。まずハード面では、ドライブにWestern Digital社がNAS向けに開発した「WD Red」を採用。これは熱や振動に強いうえに省電力性も高く、故障のリスクや運用コストを低減してくれる。これにより、ドライブも含めて長期3年保証を実現している。

ソフト面では、クラウド管理サービス「NarSuS」を無料で利用できる。これは、HDDのステータス情報をサーバーに送信し、管理をクラウド側に任せられる仕組みになっている。トラブル発生時には対処法がユーザーに送信されるため、即時復旧対応をすることが可能だ。

サービスの面では、有償のオンサイト保守サービス「アイオー・セーフティ・サービス(ISS)」に対応。これにより、不具合の発生時に専門のスタッフが訪問し対応してくれるオンサイト保守や、最短翌営業日に代替品や交換部品を届けてくれるデリバリィ保守サービスを利用可能。有事の際にも、迅速な復旧ができる。

LAN DISKシリーズとの併用でバックアップ体制を構築

『ZHD-UTX』シリーズはその信頼性の高さから、Windowsサーバーのバックアップ用途に最適な製品だ。「arcserve Backup」や「Symantec System Recovery」、「Acronis Backup」など、有力なバックアップソフトとの動作確認も確保されている。

同社のNAS「LAN DISK H」シリーズとの親和性の高さも特長の1つ。同シリーズの各種バックアップ機能に対応するほか、専用フォーマットが適用されているため、導入後すぐに利用できる。また、XR、XVシリーズと併用する場合は、eSATA接続により、ミラーリング用ディスクとして利用し、NASのデータをシステムごとバックアップすることが可能だ。

主な仕様
型番 ZHD-UTX3(3TB)
ZHD-UTX4(4TB)
ZHD-UTX6(6TB)
対応機種※ DOS/Vマシン、同社製 LAN DISKシリーズ
動作環境 ・USB3.0/2.0ポートを搭載した機種(USB3.0/2.0対応のインターフェイス製品を装備した機種を含む)
・eSATAポートを搭載した同社LAN DISKシリーズ
対応OS(日本語版のみ) Windows 8.1(32・64ビット)/Windows 8(32・64ビット)/Windows 7(32・64ビット)/Windows Vista(32・64ビット)/Windows Server 2012/Windows Server 2012 R2/Windows Server 2008(32・64ビット)/Windows Server 2008 R2
インターフェイス USB3.0(Bコネクタ)×1、eSATAコネクタ×1
エネルギー消費効率 ZHD-UTX3:0.0029
ZHD-UTX4:0.0022
ZHD-UTX6:0.0015
外形寸法(W×D×H) 約43×230×142mm(突起物&ゴム足は除く)
質量 約1.5kg
保証期間 3年

※ 起動用のドライブとしてはご利用いただけません。
※ サスペンド、レジュームなどの省電力機能はご利用いただけない場合があります。

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