最大436ドライブまで拡張可能な高速ストレージシステム
インフォトレンド EonStor DS 4000シリーズ

データベースの格納や、ビデオやメディアの編集、デスクトップ仮想化といったデータ集約的な業務においては、高速かつ安定したストレージシステムが必要となる。膨大なデータを扱う業務におすすめいただきたい製品が、インフォトレンドの『EonStor DS 4000』シリーズだ。SASテクノロジーの採用により、最大130万IOPSのスループットを実現するほか、拡張性も高く、SASやiSCSIの混在も可能と、柔軟なシステムを構築することができる。

多彩なインターフェイスを用いた、高速なシステムを柔軟に構築
最大436ドライブまで拡張可能なストレージシステム。負荷の高いSAN環境でも高い安定性を示し、インターフェイスの混在環境でも統合管理が可能。
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『EonStor DS 4000』シリーズは、高速かつ拡張性に優れるストレージシステムだ。『DS4016S』と『DS4016ST』はシングルコントローラー、『DS4016R』と『DS4016RT』はデュアルコントローラーモデルとなっており、ユーザーの用途とシステムの規模に合わせて選択できる。インターフェイスには標準でiSCSIを搭載。FCやSASでの接続も利用ができ、これらの規格を混在させた、柔軟なシステム構築と統合管理が可能となっている。

処理能力の高さも特長の1つだ。読み込みは毎秒11,000MB、書き込みは毎秒4,200MBの高速アクセスを実現。スループットは最大130万IOPSを達成している。

また、毎秒12Gbの高速転送SASドライブにも対応した。これはSMB向けストレージとしては破格のパフォーマンスであり、長期的に高速かつ安定した環境を利用できるため、リプレースのコストを抑えられるメリットもある。

運用を補助するデータサービスも充実

拡張性の高さも、『EonStor DS 4000』シリーズの注目したい点だ。JBOD対応のHDDを利用すれば、最大436までドライブを拡張することができる。これにより、まず最少の構成でスタートし、業務規模に合わせてシステムを拡張させるといった運用が可能となっている。

また、SSD向けのキャッシュソフトウェアもオプションで搭載されており、読み込み回数が多いデータを自動でキャッシュプールに配置することで、通常構成のリードIOPSを最大16倍まで向上させている。データは保存期間とアクセス頻度に応じて自動で階層化されるので、難しい設定不要で快適な読み込みが実現できる。

オプションにはデータサービスも豊富に用意されている。ディスクの暗号化や不良セクターの監視、ローカルレプリケーションといった機能を利用でき、全ライセンスは1つのシステムで、データ容量に関係なく使用できる。これらのサービスは、Webブラウザベースの管理画面から簡単に設定可能だ。

主な仕様
型番 【標準タイプ製品】
DS 4016R(デュアルコントローラー)
DS 4016S(シングルコントローラー)
【高速IOPS製品】
DS 4016RT(デュアルコントローラー)
DS 4016ST(シングルコントローラー)
対応インターフェイス(オプション)
1Gb iSCSI ポート標準搭載
FC:8Gb/16Gb
FCoE:10Gb
SAS:12Gb
iSCSI:10Gb
キャッシュメモリー(コントローラーあたり) 2GB、4GB、8GB、16GBより選択
最大ドライブ数(システムあたり) 16
最大ドライブ数(JBOD使用時) 436
SAS拡張ポート(コントローラあたり) 2x12Gb/SAS
保証期間 3年間のセンドバック保証(延長オプションあり)

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