写真は『WS5200DNW2』。内蔵されているドライブが故障した場合でも、ネジなどを外すことなくすばやく取り替えが可能。

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『WS5200DN』シリーズは、Windows Storage Server 2012 R2 Workgroup Editionを搭載したNASだ。HDDスロットは2ベイで、HDD容量が2、4、8TBと異なる3モデルがラインアップされている。HDDには長時間の稼働に耐えるNAS専用品を採用しており、長期間安定した動作が見込める。

管理のしやすさが大きな特長で、Active Directoryとの完全連携機能を搭載。Active Directoryサーバーに登録されているアカウント情報を利用して、ファイルやフォルダへのアクセス制限を管理可能。アカウント情報をActive Directoryで一元管理できるため、導入・管理の手間を大幅に軽減できる。また、管理用インターフェイスとして、「BUFFALO Dashboard」が添付されている。直感的な操作で、システム情報の確認やHDDの取り外し処理、RAID設定が可能。本体の設置場所を確認できるアラーム機能や、エラー発生時に対処方法を表示する機能も搭載されており、全般的なシステムの運用・死活管理を容易に行える。

Windows Storage Server搭載のメリットとして、市販の対応ソフトウェアをインストールできることが挙げられる。バックアップやストレージの仮想化といった機能を必要に応じて追加し、柔軟にシステムを構築することが可能だ。さまざまなジャンルのソフトウェアに対応しているが、なかでも注目すべきは、網屋社の「ALog SMASH」だ。これは、NASに保存されたデータに対し、いつ、どのユーザーが、どのような操作をしたかを精密に記録できるサーバーアクセスログ製品だ。不正行為の検知や情報漏えいの抑止、重要データの保護といった恩恵があり、昨今注目されているマイナンバー管理対策にも適した製品といえる。

『WS5200DN』シリーズと「ALog SMASH」の組み合わせによる機密データの徹底管理を、ぜひお客様にご提案いただきたい。