写真は『NSB-76S4T4BL』。ギガビットLAN端子を2ポート搭載しているため、2本のLANケーブルを使用してネットワークの冗長化、高速化を実現できる。

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『NSB-76S4BL』および『NSB-76S4RL』シリーズは、OSにLinuxを採用した法人向けハイエンドモデルのNASだ。基本性能はいずれも同じで、前者がデスクトップ型、後者は1Uラックマウント型となっている。HDDはWestern Digital社のNAS専用HDD「WD RED」を4基搭載。低消費電力、低発熱、低故障率と信頼性に優れるうえ3年保証があり、長期間安心して運用できる。RAIDは0、1、5、6、10に対応し、柔軟な構成が可能。RAID6や10を選択すれば、万が一の故障時にも、保存したデータを容易に復旧できる。

ホットスワップにも対応するため、業務を止めずにメンテナンスをすることも可能だ。HDDの交換時にはオートリビルド機能が働き、ドライブ構成の再構築を自動で行える。さらにフェイルオーバーやレプリケーション機能により、NAS内のデータを常に同期・バックアップすることが可能で、データの保全性は万全。データはAES128bitで暗号化されるため、セキュリティ性も完備している。

『NSB-76S4BL』シリーズと『NSB-76S4RL』シリーズは高性能CPUの採用により、クライアントからの同時アクセスに強く、高速な通信処理を実現している。100人規模のオフィスサーバーや、広範囲の監視カメラシステムにまで対応可能だ。

同社ではローエンドモデルも数多くラインアップしており、システムの規模に合わせた製品選択が可能となっている。20人クラスの小規模オフィス用途としては、1ベイの『NSB-3NR1MLV』シリーズ、2ベイの『NSB-3MS2BLV』シリーズを用意。50人クラスの中規模オフィスサーバー用途としては、2ベイの『NSB-5MS2BL』シリーズ、4ベイの『NSB-56S4BL』シリーズがラインアップされている。いずれもHDDの信頼性やデータの保全性は『NSB-76S4BL』および『NSB-76S4RL』シリーズと同様なので、お客様のニーズに合わせてご提案いただきたい。

※ 一部機能についてはファームウェアアップにて提供予定です。