読み込み・書き込みとも、最大116MB/sの高速転送を実現。業務効率の向上はもちろん、ストレス軽減も期待できる。

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アイ・オー・データ機器の『HDL-AA』シリーズは高速のデータ転送が特長のNASだ。1TB、2TB、3TBの3モデルがラインアップされている。読み込み・書き込みとも、実測値で最大116MB/sの高速転送を、デュアルコアCPUの搭載によって実現している。同社従来モデルと比較して、書き込み速度は約2倍に高速化。動画や大量の画像など大容量データをスムーズに取り扱えるので、業務効率の向上はもちろん、ユーザーのストレス軽減も期待できる。

データ移行の手間を軽減する「データコピー機能」が搭載されており、ストレージをリプレースする際の作業も簡単に行える。フォルダのツリー構成をそのまま移行でき、他社のNAS製品にも対応しているので、既存の機器構成を気にすることなく導入が可能だ。さらに、一度設定を行えば、PCをシャットダウンしてもデータ移行が自動で継続される。スケジュール設定も可能なので、バックアップ用のストレージとしても使い勝手が良い。

『HDL-AA』シリーズの特長のひとつは、多彩なクラウドサービスと連携している点だ。対応しているサービスは「Amazon S3」「Cloudⁿ」「Cloudian」「Dropbox/Dropbox for Business」「Microsoft Azure」「Box」と豊富なので、すでにクラウドサービスを利用している場合でも安心だ。クラウドをビジネスに活用する際には、あわせて提案していただきたい。

また、同製品は出荷時はWindows共有など、NASに必要な基本機能のみが使用可能になっているが、必要に応じて機能を追加することができる。追加できる機能はパッケージ化されており、ウイルススキャンやレプリケーションなど多彩な機能が用意されている。必要な機能だけを購入できるので、効率的なIT投資が可能だ。