写真は『NSB-75S4T4DS2』。高速なデータ転送はもとより、付属ソフト「アロバビューレコーダー」を利用すれば、監視システムも構築できる。

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『NSB-75S4DS2』シリーズと『NSB-75S4DW2』シリーズは、Windows Storage Server 2012 R2を搭載したキューブ型のNAS。前者はユーザー登録数無制限のStandard Edition、後者は同時アクセス50人までの環境に適したWorkgroup Editionを採用。それぞれHDD容量が4〜24TBと異なる5モデルがラインアップされており、システムの規模に応じて選択できる。

CPUにクアッドコア・2.0GHzのVIA nanoを採用しており、高速な並列処理が可能。クライアントPCやカメラの同時接続可能台数が多く、複数台の端末から同時にアクセスがあっても、処理速度を保てる。また、接続数が少ない場合は、より高速な処理が可能。メモリーは4GB、ギガビットLANにも対応しており、高速なデータ転送ができる。データの暗号化機能もあり、ファイルサーバーとしての用途に最適だ。また、付属ソフト「アロバビューレコーダー」を利用すれば、容易に監視システムを構築できる。バックアップデバイスとの接続にはUSB3.0が利用できるため、作業の効率化が可能。4基のHDDには出荷時点でRAID 5が設定されており、ホットスワップで運用できる。

操作面では、Windowsのネットワーク環境との親和性が高く、Windowsクライアントと同等の操作性を実現。Active Directoryにネイティブ対応しているため、Windowsユーザーの一元管理と、管理者負荷の軽減が可能だ。Windows Storage Serverでサポートしきれない管理機能も、独自の「NASツール」で追加できる。

HDDは国内工場でスクリーニング試験を行うなど、品質管理も徹底。保証期間も標準で3年間、オプションで最大5年間まで延長でき、安心して運用できる。高性能で高速処理に優れるエレコムのNASを、小・中規模のシステムを抱えるお客様にご提案いただきたい。