写真は『ELD-EEN010UBK』。通気用のスリットを採用することで、エアフロー空冷を実現。ファンレス構造で動作音が気になることもない。

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エレコムの『ELD-EENUBK』シリーズは、セキュリティ機能が強化された外付けHDDだ。容量は1/2/3/4TBの4モデルがラインアップされている。同製品は、2つのセキュリティ機能を搭載することで、データ漏えいのリスクを低減している。1つ目はハードウェア暗号化機能の採用だ。AES256bit暗号化方式で自動的にハードウェアを暗号化するため、PCに負担をかけずにセキュアな環境を実現できる。また、USB3.0に対応しているので、書き込み・読み込みにストレスを感じることは無いだろう。

さらに、オリジナルの認証ツール「ELECOMパスワード管理ツール」により、データの読み込みにはパスワード認証が必要になっている。万一、HDDが盗難の被害に遭った場合でも、パスワード認証と暗号化によって、保存されたデータを閲覧することが難しくなっている。ビジネス上の重要な情報はもちろん、マイナンバーなどの個人情報の管理は、ますます厳しくなっていく。日常的に使用する外付けHDDなどにも、高いセキュリティ性能を持った製品を提案していただきたい。

『ELD-EENUBK』シリーズは通気用のスリットを採用することで、エアフロー空冷を実現している。ファンレス構造なので、静かな場所で使用する際にも動作音が気になることはないだろう。また、縦置き、横置きの両方に対応しているので、デスク上のスペースを有効に活用することができる。

同製品の姉妹シリーズには、ポータブルタイプの『ELP-EENUBK』シリーズも用意されている。衝撃吸収ラバーフレームとフローティング構造による耐衝撃設計が採用されているので、外出の多いユーザーにはこちらのモデルを提案していただきたい。